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香港と台湾に関するkanoetatsuのブックマーク (6)

  • 中国に投獄された台湾人 

    23日、台北市で行われた香港を支援するデモに参加する李孟居氏(右)台北市中心部の繁華街、西門町で23日午後、香港で同日施行された、スパイ活動などの防止を目的とする国家安全条例に抗議するデモが行われた。台湾在住の香港人らを中心に約100人が参加した。「悪法を非難する」などと力強いシュプレヒコールをあげる人の中に、51歳の台湾人男性、李孟居氏の姿があった。 「私の身に起こった悲劇を二度と繰り返さないために、今は声を上げなければならない」と語った李氏は2019年夏、いわれのない罪で中国当局に拘束され、約4年間、台湾に戻ることができなかった。 台湾北部、新竹市出身の李氏は中国当局に拘束されるまで、台湾のハイテク企業の幹部として香港に駐在していた。中国側の顧客と打ち合わせをするため、毎週のように隣接する広東省深圳(しんせん)市に出張していた。19年8月20日、いつもと同じように深圳を訪れたが、入境時

    中国に投獄された台湾人 
  • 台湾問題 習氏の政治報告から消えた内容

    第20回中国共産党大会で、出席者の拍手を受けて活動報告に臨む習近平総書記(右下)=16日、北京の人民大会堂(共同)【台北=矢板明夫】中国共産党の習近平総書記(国家主席)は16日の政治報告の中で、台湾問題について「祖国の完全統一」は「必ず実現できる」とした上で、「決して武力行使の放棄を約束しない」と強調した。これに対し台湾の総統府は「私たちは主権問題で譲らない。民主主義と自由を守り抜く」とのコメントを発表した。 習氏は政治報告で、「台湾問題を解決することは中国の内政問題であり、中国人が決定することだ」と述べ、米国など国際社会が台湾問題に介入することを強く牽制(けんせい)した。 これに対し、台湾の総統府の張惇涵報道官は「民主主義と自由を堅持することは台湾人民のコンセンサスであり、われわれは妥協しない」と応じた。張氏は一方で「私たちは、対等の立場で北京当局と、台湾海峡の平和を維持する方法を探って

    台湾問題 習氏の政治報告から消えた内容
  • 中国、国防費7・1%増 全人代開幕 「外部勢力の台湾干渉に反対」

    【北京=三塚聖平】中国の立法機関、第13期全国人民代表大会(全人代)第5回会議が5日、北京の人民大会堂で開幕した。李克強首相は政府活動報告で、2022年の国内総生産(GDP)実質成長率の政府目標を「5・5%前後」に設定したと表明した。国防費は、22年予算案に前年比7・1%増の1兆4504億5千万元(約26兆3400億円)を計上し、昨年の6・8%増から拡大。前年比の伸び率が7%を超えるのは19年以来で、習近平政権が掲げる「強軍」路線の継続が鮮明となっている。 会期は11日まで。今年後半に開かれる5年に1度の共産党大会で習総書記(国家主席)が3期目入りを目指しており、国内の安定が最優先課題となる。ただ、ロシアによるウクライナ侵攻で対外関係も複雑化しており、習政権は難しいかじ取りを迫られている。 経済成長目標は、前年の「6%以上」から引き下げたものの、国際通貨基金(IMF)は今年1月に中国の22

    中国、国防費7・1%増 全人代開幕 「外部勢力の台湾干渉に反対」
  • 対権威主義、戦略欠く米国 民主主義サミット

    米ホワイトハウスで、オンライン形式の「民主主義サミット」を開いたバイデン大統領=9日、ワシントン(UPI=共同) 【ワシントン=渡辺浩生】民主主義陣営の切り崩しを仕掛ける中国ロシアの執拗(しつよう)さが浮き彫りとなる一方で、民主主義サミットでは、長期に及ぶ権威主義との闘いに米国の揺るぎない指導力と戦略が欠如している現実もさらけ出された。 サミット開幕前日の8日、バイデン米大統領は、ウクライナ国境沿いに展開するロシア軍の侵攻を阻止するための米軍派遣の可能性を記者団から問われ「選択肢にない」と打ち消した。この一言は、アフガニスタン混乱を招いた米軍撤収を決断してからバイデン氏につきまとう弱腰な印象を、世界の独裁主義者に改めて与えたのではないか。 バイデン氏のサミットでの演説も抽象的だった。対照的に、権威主義と命がけで闘う国や地域、個人の訴えは切実だ。「民主主義は与えられるものではない」。ウクラ

    対権威主義、戦略欠く米国 民主主義サミット
  • <独自>香港、台湾の議長選出阻止 WTO委 中国意向か

    世界貿易機関(WTO)のもと一部加盟国・地域でつくる「政府調達委員会」で、台湾の議長への選出を香港が阻止し、議長不在が続いていることが27日、分かった。日米欧など圧倒的多数が台湾選出を支持したが、香港の反対で全会一致方式の選出手続きが停止。同委の機能不全が懸念されている。反対の背景に台湾と対立する中国の意向があるとみられており、同委の参加国から「極めて不適切だ」(米国)などと反発する声が出ている。 政府調達委はWTO傘下で、貿易ルールの分野ごとに加盟国・地域が協議するため設置された合議機関のひとつ。政府機関による物品やサービスの調達ルールを定めた協定の21の加盟国・地域が加わっている。 WTO関係者や同委の議事録などによると、今年7月の議長交代に伴う後任選定を今年1月に開始。台湾と欧州連合(EU)が出馬したが、台湾への支持が圧倒的多数となったため、EUの候補が撤退した。 だが、香港が台湾

    <独自>香港、台湾の議長選出阻止 WTO委 中国意向か
  • 開会式の「台湾です」に大反響 香港、中国国歌にブーイング

    【台北=矢板明夫】東京五輪で台湾選手が大活躍し、好成績が相次いでいる。7月31日に行われたバドミントン男子ダブルス決勝で、李洋、王斉麟組が中国人選手ペアを下し、金メダルに輝くと、全土は大興奮に包まれた。しかし、表彰式の中継映像を見て、ため息をついた台湾人は少なくなかった。一番高く掲揚されたのは、台湾の旗「青天白日満地紅旗」ではなく、台湾のオリンピック委員会の旗だった。演奏されたのも一般の台湾人にはなじみがない「国旗歌」という曲だった。1984年のロサンゼルス五輪以降、繰り返されている光景だ。 台湾が正式な「国号」とするのは「中華民国」で、「国歌」もある。しかし「台湾中国の一部」と主張する中国が国際社会で影響力を拡大した70年代以降、台湾は国際大会で「中華民国」で参加できなくなった。中国は同時に「台湾独立」勢力台頭を阻止するため、「台湾」の名前での参加も認めていない。台湾は76年と80年の

    開会式の「台湾です」に大反響 香港、中国国歌にブーイング
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