8日、香港フェニックステレビの李淼東京支局長が投稿したSNSの画面(中国の短文投稿サイト「微博」から)安倍晋三元首相の死去を受け、中国の交流サイト(SNS)に「黙禱(もくとう)」と投稿した香港メディアの記者が批判される騒ぎがあった。中国のネットでは、安倍氏の死去を「祝う」投稿も拡散した。中国政府は安倍氏への表立った批判を避けており、中国の一部ネット世論とは対照的だ。ただ、こうした投稿は削除されずに放置されており、識者は「日本に向けたメッセージだ」と指摘する。 香港フェニックステレビの李淼(り・みょう)東京支局長は8日夕、中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」に、過去のインタビュー時に安倍氏と握手した写真とともに「また取材をしたいと思っていたが、永遠に実現できなくなった。黙禱」と投稿した。すると、「そんなに取材したければ地獄に行ってしろ」などと批判の書き込みが殺到した。 また、上海のネット
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