ドイツ北部フレンスブルクで、人通りの少ない道を通る歩行者(2021年2月21日撮影)。(c)Axel Heimken / AFP 【3月20日 AFP】ドイツ国立ロベルト・コッホ研究所(RKI)は19日、同国における新型コロナウイルスの新規感染者は「明らかに指数関数的に」増えてきていると発表した。ドイツでは現在、新型ウイルス対策の強化について議論が交わされている。 RKIのラース・シャード(Lars Schaade)副所長は記者団に対し、感染力の強い新型ウイルスの変異株が急拡大してきており、感染拡大防止策による先月の成果が相殺されていると述べた。 シャード氏は、「クリスマスの前は感染者が極めて多く、重症者と死者も多く、病院の医療体制が逼迫(ひっぱく)していたが、それと似た状況がイースター(Easter、復活祭)にも起こる可能性は非常に高い」との見解を示した。 RKIは19日、ドイツの過去2