伴野豊外務副大臣は24日の記者会見で、ニュージーランドに派遣した政府専用機への家族の同乗を前原誠司外相が持ちかけながら、実現しなかったことについて「おわびするしかない」と謝罪した。 前原氏は22日夜、富山市立富山外国語専門学校に「被災者の家族も政府専用機に乗れる」と伝え、記者団にも説明。だが、希望が殺到したうえ、調整不足もあって立ち消えに終わり、富山市長が不満を漏らしていた。 伴野氏は「精いっぱいのことをさせていただきたい、という中での発言とご理解いただければ」と釈明。そのうえで「ご家族が非常に不安な思い、つらい思いをされたのであれば、私の方からこの場をお借りして、おわびするしかない」と語った。