日本人で唯一W3CのXMLワーキンググループに参加しXMLの標準化プロセスに携わったXMLの生みの親、村田真さんのブログです。 ISO/IEC 29500(OOXML)の正誤票と補遺(第一回)の投票開始 7/30の電話会議で、正誤表(Part 1からPart 4のすべて)と補遺(Part 1とPart 4のみ)を、 SC34の投票にかけることが決まった。最短だと、正誤表はSC34での投票一回で発行 される。補遺は、SC34での投票一回のあとJTC1での一回の投票を経て発行されるのが 最短となる。 今回の変更で最大のものは補遺にある。適合性クラスstrictの場合に限って名前空間を 変え、Ecma OOXML (1st edition)と容易に区別がつくようにしたという変更だ。適合性 クラスtransitionalの場合は変わっていない。 現時点でのページ数を示す。 Part 1の正誤票 1