2014年6月19日、“Linked Data Platform 1.0”がW3Cの勧告候補(Candidate Recommendation)になりました。Linked Data Platform (LDP)ワーキンググループが仕様の策定を行ったもので、実装によるフィードバックを集める段階にあります。2014年7月17日までコメントが求められています。 “Linked Data Platform 1.0”は、Linked Dataを読み書きするアーキテクチャのベストプラクティスやアプローチについてまとめたものとのことです。 W3C INVITES IMPLEMENTATIONS OF LINKED DATA PLATFORM 1.0(W3C, 2014/6/19付) http://www.w3.org/blog/news/archives/3920 Linked Data Platfor
エンタープライズ情報アーキテクチャー(EIA)チームの山中です。 5月13日(火)に「IA Summit 2014 Redux in Tokyo」(IAサミット報告会)を開催しましたので、その内容をご紹介します。 今年のIA Summitには、日本からコンセントのほか、株式会社リクルートライフスタイルの方も参加されたため、より突っ込んだ議論ができるよう、今回の報告会はその2社での合同開催とし、両社社員と関係者を中心としたややクローズドなスタイルの会となりました。 場所はリクルート本社セミナールーム。飲み物、食べ物を持ち寄ってリラックスした雰囲気での開催になりました。難しい話はお酒を飲みながら聞くのが丁度良いので助かります。 さて、冒頭の挨拶はコンセントの長谷川から。 今年でIA Summitの開催は15回目になるそうです。毎回北米で場所を変えながら開催されているIA Summitは、今年は
HCD(UXD)の価値は、実践を通じて証明しなければならないと思っています。そのためには、戦略など上位にある構想(=無形)を見える化(=有形)し、具体性を与えることで実践に直結するように心掛ける必要があります。 現状課題(=As-Is)からビジョン創造(=To-Be)への展開方法や発想方法についてはこれまでの HCD(UXD)の文脈で多く語られてきました。カスタマージャーニーマップをはじめとするコラボレーティブデザインなど、周囲のステークホルダーをも巻き込んだ共創活動が除々に活発化していくも、意思決定後の計画を他者に任せるも文脈が全く共有されていなかったり、実行性を考慮しない故に当初の構想とはかけ離れたアウトプットになってしまう事態に陥りがちです。 ((c) pennstatenews via Compfight cc) それだけではもちろん価値創出には繋がりませんし、自己満足状態になって
世の中に多様な人工物が存在しているのは、やはり目標には基本目標と付随目標があり、基本目標ごとに各人工物の担当ドメインが存在するということだ。その点を忘れて多機能化、万能化を目指してしまうことにならないよう、まずは基本目標をきちんと同定することが必要である。 黒須教授 2014年6月23日 (「人工物発達学のアプローチ(1) その目的と経緯」からのつづき) 洗濯機の発達 例として洗濯機という人工物を取り上げてみよう。それを利用する目標は、少なくとも当初は衣類の汚れを取り除くことにあった。そのためには、衣類を溶媒、多くは水だが、それに漬けて汚れを浮かし、溶媒に溶かし込み、衣類から汚れを取り除けば良かった。ただ、派生する目標として、溶媒を取り除く、つまり乾燥ということが発生した。この派生した目標を達成するために、ローラー式脱水機を備えた洗濯機ができ、その後、脱水槽を備えた二槽式洗濯機ができ、さら
人工物発達学の最初の着眼点は、特定の目標を達成するために、人類はこれまで様々な人工物を開発してきていることの不思議さだった。発達学という観点で様々な人工物を見直してみると、今後、それがどのように発展しうるかを考えることができるだろう。 黒須教授 2014年6月9日 人工物発達学もしくは人工物発達研究(ADA: Artifact Development Analysis)という考え方は、僕が2008年前後から提唱してきたもので、「人工物発達研究」(ISSN 1883-0595)という論文誌も年一回の割で刊行していたのだが、そちらは研究予算の打ち切りのおかげで文字通り三号雑誌となってしまった。当初は過去の人工物の発達に関する分析的アプローチとして進めてきたものだったが、しばらくの休止期間を経て、現在は発想支援のアプローチとして捉えてみよう、と考えるようになった。 当時作成したPPTによると、そ
受講の申し込み方法は、各研修のページをご参照ください。 NII教育研修事業のお申し込みの一部で「研修申込システム」を利用し、インターネット上から行っていただいております。申込から受講までの詳しい流れは「申込から受講まで」ページ、利用の詳細は、「研修申込システム利用手順」ページをご覧ください。
受講の申し込み方法は、各研修のページをご参照ください。 NII教育研修事業のお申し込みの一部で「研修申込システム」を利用し、インターネット上から行っていただいております。申込から受講までの詳しい流れは「申込から受講まで」ページ、利用の詳細は、「研修申込システム利用手順」ページをご覧ください。
先日、ユニバーサルアナリティクスって何が違うの?その機能や移行方法など徹底解説という記事を書きましたが、今回はユニバーサルアナリティクス(UA)の実務編として細かな設定方法などをまとめました。 調査~テスト~執筆まで3週間がかりでした。設定方法などでお困りの方に、少しでもお役にたてましたら本当に幸いです。また、十分に確認はとったつもりですが、万が一誤りありましたらご指摘下さい。 \UAは利用できなります!後継のGA4情報を資料にまとめました!/ この記事の内容 セッション定義変更に関して カスタム変数とカスタムディメンションとカスタム指標に関して 基本的なスニペットの置き換えに関して ・ イベント ・ e コマース ・ 仮想ページビュー ・ ソーシャル インタラクション(ソーシャルプラグイン) ・ クロスドメイン トラッキング ・ ユーザー タイミングとサンプリング あくまで、今回は実際に
Talking about web usability, accessibility, IA, UCD, UX,... 公開日 : 2014年6月20日 (2018年1月18日 更新) カテゴリー : ウェブアクセシビリティ 先の記事「動画のクローズドキャプションの作りかた (YouTube の場合)」で、YouTube の動画にクローズドキャプションを付ける方法についてご紹介しました。そこでは、タイムコード付きのテキスト (.sbv ファイル) を用意する、クローズドキャプション作成支援ツール (CaptionTube) を使う、タイムコードを含まないテキストを作成してキャプション自動同期機能を使う、といった方法に言及しましたが、今回新たに、YouTube の標準機能として、タイムラインを使ってクローズドキャプションの付加や編集ができるようになりました。とてもわかりやすい機能なので、ご紹
私は、父が「コマーシャルで何かを買おうという気にはならない」と言ったのを、ハッキリと覚えています。父は、どんなマーケティング戦略にも影響されない人でした。 そんな父が、ブルーブロッカーのサングラス(マーケティング戦略によって大量に売れたサングラス)を購入したことがありました。今、父にサングラスを購入した理由を聞けば、購入とコマーシャルは関係なかったと言うでしょう。父は自分で購入を決めたのです。サングラスが必要で、その時たまたまた手に取ったのがブルーブロッカーだったというだけです。 父がインフォマーシャル(商品に関する情報がたくさん盛り込まれているコマーシャル)が好きだったことを思い出し、私は説得力について考えました。説得というのは、どのように効果があるものなのでしょう? なぜ説得には効果があるのでしょう? どんな目的で説得は使われるのでしょう? 私たちは、あらゆる手を使って説得しようとする
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く