民主党代表選で小沢一郎が惨敗した。 参院選で民主党代表として戦って惨敗した菅直人に、小沢一郎が惨敗したのである。 国会議員票で200人対206人。ポイントで400対412。しかし、ほぼ議員数に比例する地方議員票では40対60、さらに小選挙区制をとる党員・サポーター票では、得票率は40対60ながらポイントでは51対249。まさに小沢一郎の惨敗だった。 私は、「菅直人が勝った」とは言わない。菅直人は、選挙戦の最初から最後まで、「消極的な支持」しか得ることができなかった。要は、さほど強くない現職。しかも、参院選では惨敗している。 しかし、そんな菅直人に小沢一郎は勝てなかった。 これは、「マスゴミ」のせいなどではない。小沢一郎自身が、現職の菅直人に取って代われるだけの魅力を、国会議員、地方議員、一般の党員・サポーターに示すことができなかった。これがすべてである。 よく論評されるように、左派・リベラ