今朝の新聞各紙は、山形の加藤紘一事務所を放火した男が容疑を認めたと報じ、産経には加藤氏の「卑劣な犯罪で許せない。言論には言論で反論すべきだ」とのコメントが掲載されています。それはおっしゃる通りでしょう。 ただ、こっちはニュース価値がないと判断されたのか、加藤氏が昨日、外国人特派員協会で行った講演と質疑については、ほとんどの新聞が取り上げていませんでした。しかし、この中で加藤氏は、特派員たちに大きな誤解を与えかねない「誘導発言」をしていました。 なるほど言論の自由は大切です。私とて、報道機関の末席に連なるものとして、暴力で言論が制限されることは望みません。だけれども、加藤氏の言論の質はどうなのでしょうか。これは、靖国神社や、首相の靖国参拝を評価する陣営にとっては、言論という名の一つの暴力ではないかと感じたので、紹介したいと思います。以下は、加藤氏と特派員らによる質疑応答の部分です。 Q