首相官邸側が宮内庁に対し、15日の天皇陛下と中国の習近平副主席との会見をごり押しした問題で、自民党は16日夕、「天皇陛下の政治利用検証緊急特命委員会」の会合を開き、事実関係の検証を行いました。その件に関して、後輩の田中記者がメモ起こしを送ってくれたので、ここで報告します。いろいろと思うところはありますが、私があれこれ解説するより、これを読んでいただいた方が状況がよく分かると思うので、そのまま(長すぎるのでごく一部は割愛)載せておきます。 自民党はまあ、あれこれダメな点は多いのですが、こういう会合を記者にフルオープンにするところがいいですね。民主党側は小沢一郎幹事長の影響なんでしょうが、秘密主義が多く内部での議論が見えにくいところがありますから。以下のやりとり、非常に興味深く、問題の所在をクリアにする内容だと思います。 外務官僚A (日本側は)秋頃から、国家指導者の一人という言い方ではあった