千葉県教育委員会は17日、県立図書館の新たな運営方針を示す基本構想を決定した。現在3カ所ある県立図書館で分散してきた機能を中央図書館(千葉市)に集約し、業務効率化や費用削減を進める。老朽化が進む中央図書館は5年以内に建て替えに着手し、収蔵能力を高める。これまでは中央図書館が法令や法規関連、西部図書館(松戸市)が自然科学・技術、東部図書館(旭市)は文学・歴史とそれぞれ担当分野を割り振り、資料を収
船橋市西図書館は七日、インターネット上に所蔵資料を無料公開する「デジタルミュージアム」を開設する。同館所蔵品をはじめ、郷土資料館と市教委の資料を含め千点以上をデジタルデータに変換し、閲覧できるようになり、同様のシステムでは国内最大級の公開になるとしている。 デジタルミュージアムは、民間会社が運営する「クラウド型プラットフォーム」と呼ばれるシステムを利用。特別なソフトをインストールしなくてもパソコンやスマートフォン、タブレット端末などで見ることができ、画像を自由に拡大・縮小できる。 西図書館は市や県に関する書籍や自治体が発行する行政資料を収集するほか、古文書約三千七百点、浮世絵などの絵画約七百点、古地図約五百点などを所蔵。今回公開するのは、同館に所蔵されている八百八十三点と、郷土資料館の三百四十七点など。
船橋市を中心に各地で民間図書館を運営しているNPO法人「情報ステーション」の代表を務める。図書館に出入りする人たち同士の交流が生まれる取り組みは、総務省の「2016年度ふるさとづくり大賞」で大臣賞(団体表彰)を受けた。「活動を支援、応援してくれる人たちが(受賞を)喜んでくれたことがうれしい」と話す。 (村上豊) NPOは図書館の開設や管理、月一回の本の入れ替えを担当。館の運営は高齢者を中心とした地域のボランティア約七百五十人が受け持つ。貸し出しは二週間で二冊まで(無料)で、利用者が何度も訪れるようにしたり、イベントを開いたりして交流を促す。 設置場所は酒販店やパチンコ店、団地商店街の空き店舗のほか、マンションの共用室、老人ルームとさまざま。「気軽に立ち寄って本に触れられる」と、図書館の数は市内二十施設を含めて九都府県で約七十施設に広がった。
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