東日本大震災から5年ほどのタイミングで起きた熊本地震。東日本大震災のときに横行した詐欺や悪徳商法などに関する情報がシェアされる中、現在進行形で似たような状況が再演されつつある。今回は「野良ボラ」という用語も生まれた。支援者を自称する不届き者の被害から身を守るにはどのような対策をとっておけばよいのだろうか。 他人の災難につけいって利を得ることをもくろむ輩は常にいる 本当に嘆かわしいことだが、誰かが災害や事故、病気、障害などの災難に巻き込まれたとき、そこにつけいって何かしらオイシイ思いをしようと企む不届きな輩は常に一定数いるようだ。 彼らは、いかにも困っている人を助ける心優しく親切な「支援者」であるかのように装ったり、無害で気の毒な被災者を装ったりする。そして相手に近づき、うまく操ったうえでいろいろなものをかすめとっていく。あるいは混乱に乗じて明らかな犯罪を働く。 彼らがかすめ取っていくのは財
![トンデモ・カルトな「自称支援者」、悪徳商法や詐欺から身を守るための対策5ヶ条 ―東日本大震災・熊本地震のケースから](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b38a99620584dffbe316cb8c22a5e502446823ac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdecinormal.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F05%2Froad-sign-464641_1280.jpg)