(CNN) 米英仏がシリアの化学兵器関連施設に対する攻撃を実施したことを受け、米国のヘイリー国連大使は安全保障理事会の会合で、シリアが化学兵器による攻撃を繰り返せば米国は再び攻撃する構えだと強調。化学兵器で亡くなった子どもたちの写真は「偽ニュース」ではなく、アサド政権による「残虐行為」の結果だと語った。 フランスのドラットル国連大使は、シリアの化学兵器製造体制を「検証可能かつ不可逆的」な形で解体する必要があると語り、現地への人道支援を可能にする停戦と「包括的な政治的解決」の実現を呼び掛けた。 英国のピアス国連大使も、シリアが化学兵器の製造中止と廃棄に応じるならば外交解決を図ると述べた。メイ首相は「内戦への干渉や政権交代が目的ではない」と強調している。 一方ロシアはこの会合で、米軍などによるシリア攻撃を国際法と国連憲章への違反だと非難する決議案を提示したが、これは否決された。 ロシアのネベン