7月4日公示された参院選は、残念ながら盛り上がりに欠ける展開になっている。ネットでは山本太郎氏の率いる政治団体「れいわ新選組」が一部で話題だが、これは話題に乏しいことの裏返しだ。「自公過半数」は既定路線。残るポイントは、参院選として最低の投票率を更新するかどうかだ――。 「安倍1強」が続くが、直ちに憲法改正が進むわけでもない 7月6日の在京各紙は一斉に参院選の序盤情勢を伝えた。 朝日新聞は「自公、改選過半数の勢い 改憲勢力2/3は微妙」、毎日新聞は「改憲 3分の2割れも 与党、改選過半数は確保」、読売新聞は「参院選 自民が優位」、産経新聞が「与党の改選過半数確実 改憲勢力維持か」。そして日経新聞、東京新聞は共同通信社の調査に基づいた「自公、改選過半数の勢い 改憲勢力2/3うかがう」という記事を1面で掲載している。 多少の誤差はあるが、各紙とも自民、公明の与党が過半数を軽くクリアして勝利する
![山本太郎ばかりがネットで話題になるワケ 参院選の注目は「最低投票率」だけ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/545ddd046abd9de3d26a046990b747a24bbcf2d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2F4%2F1200wm%2Fimg_d46e8bcc8f67ce88dfa8153b6feaf6c9503562.jpg)