記事一覧 高裁逆転狙い関電徹底した戦略 地裁異議審は早期終結求める (2017年3月28日午後5時10分) 大阪高裁で再稼働が認められた高浜電力3,4号機=手前、奥は1、2号機=福井県高浜町 稼働中の原発を初めて司法判断で止めた昨年3月の大津地裁の仮処分決定から1年余り。関西電力は福井県高浜町の高浜原発3、4号機の早期再稼働に向け、大阪高裁での抗告審に照準を合わせてきた。大津地裁の仮処分決定の判断後、同じ裁判官で審理された異議審は早期の終結を求めたのと対照的に、高裁では大量の書面を提出。審理に臨む意気込みの地裁段階との違いを「高裁なら逆転すると思い、早く判断を求めたのだろう」と住民側は読んでいた。 原発の差し止めが争われた裁判で住民側の主張を認めた高裁判断はない。地裁での敗訴後、関電は原子力事業本部に訴訟の専従チームを新設し、弁護団は8人から12人に増員。抗告審では千ページを超える書面を
記事一覧 大飯原発、副大臣が船で構内入り 午後9時起動、反対派は道路封鎖 (2012年7月1日午後6時01分) 原発に続く道路を封鎖し、再稼働に抗議する反対派ら=1日午前7時50分ごろ、福井県おおい町の大飯原発付近 大飯3,4号機の原子炉起動に向け、オフサイトセンターでの作業に当たる関電社員=1日、福井県おおい町 関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町、加圧水型軽水炉、出力118万キロワット)は1日夜、原子炉を起動する。昨年3月の東京電力福島第1原発事故後、定期検査に入ったまま長期間停止してきた原発の再稼働は国内で初めて。5月5日以来続いた「稼働原発ゼロ」は約2カ月で終わることになる。 準備作業、検査は順調に進んでおり、当初の予定通り午後9時ごろに原子炉を起動、2日午前6時ごろ臨界に達すると想定している。 一方、再稼働に反対する市民グループは30日に続き1日も原発のゲート前にとどまり、
記事一覧 知事、16日首相に再稼働同意表明 県議会一任、おおい町長も報告 (2012年6月14日午後8時01分) 福井県おおい町の時岡忍町長は14日、町会全員協議会で関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に同意すると表明するとともに、県庁で西川一誠知事に報告した。県会も同日全協を開き、最大会派の自民党県政会、第2会派の民主・みらいなど主要会派が最終判断を知事に委ねた。知事は16日、野田佳彦首相に直接会い、再稼働への同意を表明する見通し。首相は同日中にも関係3閣僚との会合を開き、再稼働を正式決定する。(原発取材班) 時岡町長は全協で「長年消費地への電力供給を担い、国のエネルギー政策に協力してきた町としての責任を果たすべきだ」と強調。同意の理由として(1)首相が記者会見で国民に原発の必要性を訴えた(2)県原子力安全専門委員会が安全性を確認(3)町会が再稼働容認を決断(4)政府が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く