支持率下落はとどまることを知らず、「内閣再改造」や「年始解散」説が駆け巡るほど政権は混乱を極めている。そんななか、崖っぷちの岸田文雄・首相は、耳を疑うような窮余の一策を考えているという。 サシで何を話したか 秋葉賢也・復興相の「4人目の閣僚辞任」をめぐって政局が緊迫するなか、注目の会談が行なわれた。11月28日、岸田首相は「最大の政敵」としてその動向が関心を呼んでいる菅義偉・前首相とサシで会談した。 政界きっての酒豪として知られる首相は、下戸の前首相とはもともと肌が合わない。だから2人で会う時は宴席ではなく、議員事務所のソファーで堅苦しく向かい合う。時間はわずか15分ほど。岸田首相はそそくさと菅氏の部屋を後にした。 「最近のいろいろな動きについて報告するとともに、意見交換した」。岸田首相は記者団にそう語ったが、表情は硬いままだった。 瀬戸際に立たされている岸田首相は、このところ連日、自民党
![崖っぷちの岸田文雄・首相 政権延命のため菅義偉氏を官房長官に起用するプランも](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5b19dc114210036bbb98d712c2e1488206caafd0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.news-postseven.com%2Fuploads%2F2022%2F12%2F02%2Fjiji_suga_kishida_eyc.jpg)