植物は葉の気孔から二酸化炭素を吸収し、光合成によって光エネルギーを化学エネルギーに変換している。実はそれだけでなく、同時に植物は室内空気を浄化してもいると、NASA、米ペンシルバニア州立大学、米ジョージア大学や他の研究機関の科学者が示唆したとMashableが伝えている 揮発性有機化合物(VOC)はぜん息や吐き気、がんや呼吸器系疾患など慢性疾患を引き起こすとされる。このVOCも植物は二酸化炭素と同時に吸収している。どんなものが室内に漂っているVOCかというと、ベンゼン(プラスチック、織物、農薬やたばこの煙に含まれる)、ホルムアルデヒド(一部の化粧品、食器用洗剤、柔軟剤やカーペットクリーナーに含まれる)などだ。 植物による浄化作用は室内空気に限らない。屋外の土壌や汚染水に含まれる有害化合物を吸収する作用がある。この作用は「ファイトレメディエーション」と呼ばれている。 屋内植物も葉や根から空気