Hiroshi Ueno, Ken Kokubo, Yuji Nakamura, Kei Ohkubo, Naohiko Ikuma, Hiroshi Moriyama, Shunichi Fukuzumi and Takumi Oshima* Chem. Commun., 2013, 49, 7376-7378. DOI: 10.1039/c3cc43901a ☆リチウム内包フラーレンの使い道 金属内包フラーレンは種々の化合物が知られておりますが,リチウム内包フラーレン合成の報告はつい3年前のことでした(Nature Chemistry, 2010, 2, 678.).その高い電子受容性や光電子移動反応の起こりやすさなどが,材料としての利点だと考えられています.本研究では,この化合物を新しい電解質として利用できることを示しています. 有機溶媒中における電気化学測定では,電解質としてテトラ