再選を決め、万歳をする中川智子氏=14日夜、兵庫県宝塚市、半田尚子撮影 兵庫県宝塚市長選が14日投開票され、現職の中川智子氏(65)=民主支持=が、新顔や元職ら4人を破り再選した。日本維新の会が大阪府外の首長選に公認候補を立てたが、届かなかった。 中川氏は元社民党の衆院議員。前市長が汚職事件で辞職したことに伴う2009年の出直し市長選に無所属で立候補して初当選した。今回の市長選では、不祥事の再発防止や福祉への取り組みなどの実績を掲げ、「市民の命を守り、子育てしやすいまちづくりの継続」を強調。来年の宝塚歌劇100周年、市制施行60周年に向けたにぎわいある街づくりを訴えていた。 市長選にはほかに、前市議の維新新顔、自民推薦の元市部長の女性の新顔、2代前の元職、女性の新顔が立候補していたが、届かなかった。