Free Software Foundation(FSF)は7月27日、GNU General Public Licenseバージョン3(GPLv3)のたたき台となる2番目の草案を公開した。 1月にGPLv3の最初の草案が公開されてからこれまでに、1000件近い改善案が寄せられたといい、FSFとSoftware Freedom Law Centerではそうしたコメントを反映し、多岐にわたる修正を盛り込んだ。 特にDRMに関する条項は明確化され、「ライセンスで直接的にDRMを制限するのは、GPLv3でカバーされたソフトの共有/修正を防ぐためにDRMを用いるという特別の場合に限る」と規定した。 DRM条項の明確化により、フリーソフトにフリーでない制限を付け足すことを禁じたGPLのもともとの理念が守られると説明。GPLv3ではDRM機能の実装を禁止はしないが、ユーザーが削除できない形での実装はで