上京時の移動中に読了。 中卒で15歳で入社してトヨタ自動車の副社長にまでなられた、河合満さんのエピソードを中心にして、トヨタ自動車の自動車づくりの現場から役員レベルまで出世された他の方のエピソードも交えながらトヨタのモノづくりの現場の底力に迫る一冊。 登場される人物の若い頃のエピソードは、当時ならではのものが多く、決して現在の状況にマッチするものではないですが、その奥底に流れる人と人との結びつきや、モノづくりへの誇りなどは時代が変わってもこの会社の底力の源泉となっていることを感じることができました。 現在の社長である、豊田章男さんにまつわるエピソードも随所に登場します。 付箋は14枚付きました。