5月30日、味の素が攻めの経営を積極化させている。写真は伊藤社長。都内の同社本社で撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 30日 ロイター] 味の素<2802.T>が攻めの経営を積極化させている。カルピス売却に代表されるように、資本効率改善や事業の選択と集中を進める一方で、異業種企業との協業により、得意分野の強化や新たな事業領域の創出にも乗り出した。 伊藤雅俊社長は30日、ロイターとのインタビューで、企業の買収・合併(M&A)も含めて、他企業との組むことに対して柔軟な姿勢を示した。現在資本効率の改善に取り組んでいることから、M&Aについても、それに資する優良企業を対象として模索している。
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