トランプ大統領の11日のツイートは、一部の為替市場関係者にとってまさに正論だった。 トランプ氏はユーロがドルに対して「下落するよう誘導されているため、米国はひどく不利な立場に置かれている」とツイッターに投稿した。指摘はあながち的外れではないかもしれない。経済協力開発機構(OECD)の購買力平価モデルによると、ユーロはドルに対して22%過小評価されている。通貨価値の指標であるビッグマック指数では、ユーロは15%程度安いことが示唆される。
ロンドン(CNNMoney) スイス国立銀行(中央銀行)は15日、スイスフランとユーロの間の為替レートの上限(1ユーロ=1.2スイスフラン)を撤廃すると発表した。 上限は2011年、ユーロ圏で発生した債務危機により、大量の資金がスイスに流入したのを受けて導入された。スイスフランが急騰して輸出業に打撃を与え、デフレを引き起こすことを懸念したからだ。 「この例外的かつ一時的な手段は、スイス経済を深刻な被害から守った。スイスフランは今も高い水準にあるが、全体としては過大評価は終わった」とスイス国立銀は声明で述べた。 上限撤廃を受けてスイスフランは主要通貨すべてに対して上昇。15日正午の時点で、対ユーロ相場は14%近くまで急騰した。対ドル相場も同様の動きをみせ、1スイスフラン=1.14ドルになった。 これを受けて欧州の株式相場も大きく動いたが、後場にはほぼ元に戻った。 だがスイス国内の株式市場は平
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