発表数は世界2位、急増する中国語の論文を高精度に機械翻訳するシステムを提供開始 大学ジャーナルオンライン編集部 京都大学 大学院情報学研究科の黒橋禎夫教授と科学技術振興機構 情報企画部の中澤敏明研究員らは、ニューラルネットワーク※を用いた日中・中日科学技術論文機械翻訳システムを開発。2018年5月8日から科学技術振興機構のHPでシステムの提供を開始した。 このような現状を背景に、2013年から、京都大学大学院情報学研究科、科学技術振興機構情報企画部、中国科学技術信息研究所が連携し、科学技術論文を対象とした高精度のニューラル機械翻訳システムの実用化を推進する「日中・中日機械翻訳実用化プロジェクト」に取り組んできた。 プロジェクトでは、科学技術論文などを基にした400万件以上の中国語・日本語の対訳コーパス(=機械翻訳の訓練に用いられる教師データ)を整備。これらを、今回開発したニューラル機械翻訳