(CNN) 米国が武装ドローン(無人機)の使用を批判されることは多い。だが、新たに注目を集めているのは中国だ。中国は武装ドローンを戦闘で使ったことはないものの、関連技術を他国に輸出する姿勢を強めており、将来の戦闘に重大な影響を及ぼす可能性もある。 ナイジェリアは今年、中国製のドローン「CH-3」を過激派「ボコ・ハラム」との戦いに使用したことを認めた。イラクも2015年後半から「CH-4」を使い始めたとみられている。パキスタンもCH-3に似た機体を使用しているようだが、パキスタンは公式の報告では国産ドローンだとしている。また、エジプトやサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)といった国々も、中国から似たようなドローンを購入したとみられている。 中国がドローンの輸出市場で存在感を高めようとしている背景には、経済的な思惑以上に、これを外交面での武器としたい考えがあるとみられる。ドローンの輸出に
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