香港(CNNMoney) 日本政府は8日までに、英国政府に対し欧州連合(EU)からの離脱交渉を進める上で英国に投資する日本の主要企業の要望をまとめた文書を発表した。状況次第では英国から本社機能を移す企業が出てくる可能性にも言及している。 要望書は15ページにわたるもので、中国で先に開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議の際に公表された。離脱交渉を進める場合、日系企業への悪影響を抑える対応策を英国政府に要請する形となっている。 金融機関や自動車メーカーを含む多数の日本企業は英国を欧州への通路と位置付け、同国への大型投資も実施している。要望書は、離脱の結果、英国でEUの法律が無効となれば同国に欧州本部機能を置く日系企業は欧州大陸部に機能を移す可能性があると指摘した。 日系企業による英国内の雇用人口は約14万人。欧州大陸部では約30万人とされる。
(CNN) 英国政府は8日までに、ドーバー海峡に面するフランス北部カレー市から英国への密航を試みる難民や移民を阻止するため同市に大規模な「壁」を建設する計画を発表した。工事は近く始まるとしている。 高さ4メートル、長さ約1キロの壁構築は英仏両国が今年初めに合意した、総額1700万ポンド(約23億円)を投じ難民らの密航を阻止する計画の一環。英内務省によると、壁はカレーのフェリー船の港に通じる道路上の両側に建設する。今年末までに完工の予定。 英国のロバート・グッドウィル移民担当相が6日、議会の公聴会で「フェンスは既に設けた。これからは壁を築く」と発表した。 カレー市では英国への密航を狙う数千人規模の難民らが「ジャングル」と呼ばれる劣悪な衛生状況下にある簡易キャンプに住み続け、問題となっている。英国行きのトラックに飛び乗って隠れ、入国を図る方法などが多い。難民の多くはあくまで英国入りを望み、フラ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く