ロンドン(CNNMoney) 世界で最も裕福な8人が、人口全体の下位50%を合わせた額と同じだけの資産を握っている――。国際非政府組織(NGO)オックスファムが15日、経済格差に関する今年の報告書を発表した。 それによると、トップ8人は米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏、メキシコの大富豪カルロス・スリム氏、米アマゾン最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏、米フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏、ファッションブランドZARAの創業者アマンシオ・オルテガ氏、米オラクル会長のラリー・エリソン氏、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏。資産の合計は4260億ドル(約48兆7000億円)に上る。 オックスファム・アメリカのポール・オブライエン副社長は、こうした経済格差のために「何百万人もの人々が貧困から抜け出せず、社会は引き裂かれ、政治
【ジャカルタ時事】中国が受注したインドネシア・ジャワ島高速鉄道計画が、起工式から1年がたっても建設のめどが全く立っていない。 日本と激しい受注合戦を繰り広げた中国が資金を出し渋っているためで、インドネシアでは嫌中感情も湧き上がる。当初予定していた2019年の開業は極めて困難な状況だ。 高速鉄道は首都ジャカルタと西ジャワ州バンドン間(142キロ)を45分で結ぶ計画。日本は円借款による新幹線方式を推したが、中国は政府資金が要らないことを強調して15年秋に受注を決め、昨年1月21日には西ジャワ州ワリニでジョコ大統領も出席して大々的に起工式が行われた。 ◇広がる嫌中感情 ところが、中国は受注決定後、事業への政府保証がなければ資金を出さないとインドネシア側に伝達。鉄道事業会社幹部は「当初から政府保証が要らないことで合意していたはずだ」と困惑を隠さない。 さらに中国は、土地収用が完全に終わら
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