サンフランシスコ(CNNMoney) 世界各国を襲った過去最大規模のサイバー攻撃は、150カ国で30万台あまりのマシンが標的とされた。各国の政府機関が調査に乗り出しているが、攻撃の背後関係はまだ不明で、被害に遭った企業は復旧の途上にある。 そうした中で、米グーグルの研究者は15日、北朝鮮の「ラザルス・グループ」と呼ばれるハッカー集団が作成したウイルスと、今回の攻撃に使われたランサム(身代金)ウェア「WannaCry(ワナクライ)」の類似性を発見したと伝えた。 グーグルからコメントは得られなかった。 ラザルスとワナクライの関係については、米セキュリティー企業のシマンテックも指摘している。同社は過去にラザルスのツールに侵入されたシステム上で、ワナクライの初期のバージョンを発見したという。ただしそのバージョンは、12日に拡散したランサムウェアとは異なる。システムをランサムウェアに感染させたのがラ
北京(CNN) ロシアのプーチン大統領は15日、訪問先の中国で北朝鮮の弾道ミサイル発射を「危険な」行為と非難する一方、北朝鮮に対する「威嚇」は容認できないと述べ、米国の動きを暗にけん制した。 ロシア国営スプートニク通信によると、プーチン氏は記者団に「朝鮮半島も含め、核保有国の拡大には断固として反対する」と改めて表明。そのうえで北朝鮮を威嚇するべきではないとの立場を示し、平和的解決を呼び掛けた。 北朝鮮側は今回のミサイル発射について、米国などからの核の危険と脅威に対抗するのが目的だと主張している。北朝鮮の池在竜・駐中国大使は15日、北京の大使館で開いた臨時会見で「我が国は今後も指導部の決断に応じ、いつでもどこでも弾道ミサイル実験を実施する」と宣言した。 プーチン氏の発言に先立ち、米ホワイトハウスのスパイサー大統領補佐官は14日、同日のミサイルがロシア領土の近くまで到達したと指摘。「日本よりも
北京(CNN) 北朝鮮による新型地対地弾道ミサイルの発射実験は、中国が開催した国際会議と時を同じくして実施された。こうした動きに対して、専門家からは、中国やロシアを刺激する可能性を指摘する声があがっている。 北朝鮮は14日、同国北西部で新型地対地弾道ミサイル「火星12型」の発射実験を実施した。中国の習近平(シーチンピン)国家主席は同日、中国が主導する「シルクロード経済圏構想」(一帯一路)の国際会議を北京で開催していた。 専門家からは、技術的な判断や天候といった要素もあるため、ミサイル発射の政治的なタイミングについて深読みしすぎないように注意すべきとの指摘もあるものの、中国政府が今回の動きを歓迎しないとの見方では一致する。 カーネギー清華グローバル政策センターの専門家トン・ジャオ氏は「中国はものすごく気分を害するだろう」と指摘する。ジャオ氏によれば、米国が北朝鮮の核開発抑止に向けて中国に対す
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