(CNN) 米大手ユナイテッド航空の国内便で二重に発券する手落ちがあり、被害を受けた母親が2歳男児を3時間余の飛行中、窓側の席で膝の上に抱え続ける苦難を強いられていたことが9日までにわかった。 ユナイテッド航空は2歳以上の子どもに対しては搭乗券購入を求めており、母親のシャーリー・ヤマウチさんは969ドル(約11万円)を支払って座席を確保していた。 同航空は声明で今回の失態を謝罪し、男児の搭乗券の機械での読み取りが適正に行われず、空席と勘違いしてキャンセル待ちの男性に発券していたのが原因と述べた。母親に旅行券を進呈すると共に子息の航空券代を返還したという。 母子は18時間の空路でハワイからボストンへ移動中で、問題はテキサス州ヒューストンからボストンまでの便内で発生。ヒューストンで乗り込んできた男性が男児の座席の搭乗券を示し、3列席の中央席に着席したという。 ユナイテッド航空では今年4月、定員
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