北陸新幹線の未着工区間(福井県・敦賀-新大阪)を巡り、米原駅で東海道新幹線に接続する米原ルートを推す県は、これまでの米原での「乗り換え」にこだわらず「乗り入れ」を新たに検討するよう、来月五日の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会で提案する。リニア中央新幹線の大阪開業予定が二〇四五年から最大で八年前倒しになり、東海道新幹線の過密ダイヤ解消に見通しが立つとみたためだ。 米原乗り入れは、東海道新幹線の過密ダイヤと、接続に伴う運行システムの違いなどの課題から、JR西日本とJR東海は「困難」と表明。これを受け、与党検討委員会も四月のルートの絞り込みで「米原ルートは米原駅で乗り換え」とした。 政府は今夏、リニアの名古屋-新大阪間の開業目標を三七年に設定。県は、北陸新幹線とリニアの大阪開業の時期が重なることが現実味を帯びてきたとし「リニア開業により東海道新幹線の『のぞみ』の本数が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く