かや・けいいち/経済評論家 仙台市生まれ。1993年東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社記者、野村證券グループの投資会社を経て中央省庁・政府系金融機関に対するコンサルティング業務に従事。多くの媒体で連載を持つほか、テレビやラジオで解説者やコメンテーターなどを務める。著書に「日本は小国になるがそれは絶望ではない」(KADOKAWA)、「貧乏国ニッポン」(幻冬舎新書)など。 ニッポン沈没 日本を見捨てる富裕層 国力、産業、投資環境、教育などさまざまな側面においてグローバル競争の中で「沈没」し、危険水域にあるニッポンの現実を直視する。 バックナンバー一覧 アルゼンチンは19世紀以降の世界で唯一、先進国から脱落した国家として知られる。農産物の輸出で成長したが、工業化の波に乗り遅れ、急速に輸出競争力を失ったことがその要因だ。国民生活が豊かになったことで、高額年金を求める声が大きくなり、社会保
![日本が「先進国脱落」の危機にある理由、衰退国家アルゼンチンの二の舞いに?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fa64adabf8dc10c9e67a6bf979bdd002661086a0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdol.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F8%2F-%2Fimg_38d9ab85a07813caca59c2e4ad9d2a3c176208.jpg)