ワシントン(CNN Business) 米司法省は20日、米グーグルがインターネット検索サービスと検索広告市場の競争を阻害しているとして、反トラスト法(独占禁止法)違反で提訴した。 司法省は1年ほど前から、同社の反トラスト法違反疑惑を捜査していた。原告には米国内の11州も加わっている。 司法省側は、グーグルが米アップルを含む端末メーカーなどに料金を払い、自社の検索サービスをデフォルトに設定させたり、競合他社のサービスを使えないようにしたりしているのは違法だと主張している。 これに対し、グーグルのウォーカー上級副社長はブログ上で「司法省の提訴には重大な欠陥がある」と反論。「グーグルの利用者は強制されたからではなく、ほかに選択肢がないので自らグーグルを選んでいるのだ」と述べた。 グーグル側はスマートフォンなどのデフォルト設定について、「シリアルのメーカーがスーパーに料金を支払い、商品を目につく