GoogleのThreat Analysis Groupは7日、Windowsのゼロデイ脆弱性を公表した(Google Security Blogの記事、 Softpediaの記事、 9to5Googleの記事、 Ars Technicaの記事)。 この脆弱性はwin32k.sysにおけるローカルでの特権昇格で、悪用するとサンドボックス迂回が可能になるというものだ。先日Chrome 72.0.3626.121で修正されたゼロデイ脆弱性(CVE-2019-5786)とともに攻撃に使われており、それぞれ2月27日に脆弱性を報告していたという。 ゼロデイ攻撃は32ビット版のWindows 7をターゲットにしたものが確認されており、より新しいバージョンのWindowsでは脆弱性の新しい緩和技術が追加されていることから、実際に影響を受けるのはWindows 7のみとみられる。Chromeの脆弱性は修