ニューヨーク(CNN) 中国政府とつながりのあるハッカーが今年、ウイグル族の利用者が多いサイトに侵入し、サイトを訪れたユーザーの携帯電話に監視ソフトをインストールするようプログラムを改ざんしていたことが分かった。複数の企業による調査で明らかになった。 事情に詳しい情報筋によると、被害を受けたサイトの一部にはアンドロイド端末と「iPhone」の両方を感染させる能力が仕組まれていたという。ただ、両種類の端末に同時に侵入できたかどうかは不明。 今回の調査結果は、十分な資金を持つ政府が特定の集団を監視する決定を下した場合、サイバースパイ工作がいかに強力になりうるかを浮き彫りにしている。あらゆる種類のサイトに侵入して、そこにアクセスした携帯ユーザーに無差別にハッキングを仕掛けるという手口だ。 外交問題評議会のアダム・シーガル氏はCNNに対し、「(被害を受けたのは)いずれも外部向けのサイトであり、台湾
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