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JUGEMテーマ:短編小説 ※流血場面あり(詳細描写は避けていますが)、状況的にホラーな場面あり。 苦手な方はご注意を。 死の間際に、思った。結局、何が悪かったのだろう……と。 貴方に愛されたことが悪かったのか、貴方を愛したことが悪かったのか……。 私が貴方の妃にふさわしい“お姫様”でなかったことが悪かったのか、貴方に既に別の相手が決められていたことが悪かったのか……。 それとも、貴方と私が出逢ったこと自体が、最悪の災いだったとでも言うのだろうか。 貴方と私のこの恋は、たくさんの人を不幸にし、悲しませた。それなのに……それでもまだ、貴方を愛している。 もう、物言わぬ骸としてしか貴方のそばにいられない――それなのに、まだ……。 かつて私は“王子様と結ばれるお姫様”に憧れていた。宮廷で繰り広げられるロマンティックな恋を夢想したりもしたものだ。 けれど運命が私に与えた役割は“王子様と結ばれるお姫
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