個人的に、小説をコンパクトに短くまとめるのは、普通に長編を書くよりも難しいことだと思っています。 少ない文字数の中に“中身の濃い内容”を詰め込もうとすると、どうしても説明不足に陥りがちですし… 描写にダラダラ文字数をかけると長編化してしまうため、ある程度そこは削っていくのですが、そうすると小説が、まるでただのダイジェストか「あらすじ」のような“味気ない”ものになりかねません。 しかし、読書離れ(本離れ、活字離れ)が囁かれるこのご時世… 読書に慣れていない世代・客層の人間には、長文が忌避される傾向にあります。 そんな時代の中で、それでも“多くの読者”を獲得したいなら、文章・小説を「短くまとめるスキル」を身につけておく必要があるのではないか…そんな危機感が、自分にはありました。 …そんなわけで、一連のSSシリーズ・短編シリーズは、「1話完結の物語を、なるべくコンパクトにまとめる」スキルを身につ
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