おもしろい小説が評価されない原因の1つとして「読まず嫌いでそもそも読んでもらえていない」ことがある…と、過去記事でもちょこちょこ触れて来ましたが… そんな「読まず嫌い」をなくすためには「読者の意識を変える」必要があります。 ですがそれは、並大抵のことではありません。 なぜなら読者は「意識を変える必要を感じていない」からです。 皆さん、おもしろい小説が全然見つからない時、何を思いますか? この世のほとんどの人間は「最近の小説はレベルが低いな」と、作者のせいにするのではないでしょうか? そこで「自分の選書眼が低いのかも知れないな…」「感受性が鈍っているのかも知れないな…」と己を顧みるのは、きっとごく一握りの高IQ者のみです。 大概の人間は「原因を自分の中に探す」ということすら思いつきません。 なので「だから、自分を変えよう」とはならないのです。 ■意識を変えるには、まず問題点に気づいてもらうこ