皆さん「おもしろそう!」と思って読み始めた小説が「期待外れ」だったことって、ありませんか? 逆に、読む前は特に「おもしろそう」と思わなかった小説が、読んでみたら意外と「おもしろい」ことって、ありませんか? 「おもしろそう」と「おもしろい」って、実は別物なんですよね。 なぜなら「おもしろそう」は小説を読む前に抱く感情。 「おもしろい」は実際に読んでいる最中に抱く感情だからです。 ■読者は「おもしろそう」に惑わされる皆さん、意外とこの「おもしろそう」と「おもしろい」の違いに気づいていない…というか、普段「全く意識していない」のではないでしょうか? 「おもしろそう」とはすなわち、読者の「おもしろい小説センサー」です。 「おもしろそう!」と思ったのに、実際読んだら「おもしろくなかった」ということは、このセンサーの感度が悪いということなのです。 なので、なかなか面白い小説が見つからない時には、まず自