世界最大のSNS企業フェイスブックでプロダクトマネージャーだった人物が10月5日、内部告発者として同社の内幕をアメリカ議会で暴露し、子どもを含む利用者がフェイスブック中毒になるよう同社が仕向けてきた周到な取り組みの実態を詳しく語った。 上院小委員会で3時間以上にわたって証言したフランシス・ホーゲン氏は、誤情報拡散防止チームの一員として5月まで2年近くフェイスブックに勤務。これまで同社の経営陣がほとんど明かしてこなかったディープな内情について率直に話した。 ティーンエイジャーがフェイスブックを利用した後にどれくらい自己嫌悪に陥るか、あるいはユーザーをつなぎ止めるために同社がどれほど憎悪に満ちたコンテンツを積極的に表示させているか、といったことを示す研究が存在したにもかかわらず、フェイスブックはそうした不都合な研究を意図的に隠していたという。 さらに同氏は、ほかにどのようなデータの提出をフェイ