あけましておめでとうございます。 我が国の新しい防衛大綱や中国のステルス戦闘機(J-20?)、はたまたゲーツ米国防長官の防衛費削減計画の発表についてなど新年早々安全保障に関するニュースが多い中、英海軍が国防費削減に伴い売りに出している軽空母「インビンシブル」の競売に華人実業家が参加した、という記事が目にとまりました。 「インビンシブル」といえば連想するのがフォークランド紛争ですが、このフォークランド紛争は多くの戦訓を世界の軍隊にもたらした事例として有名です。「離島防衛」や「動的防衛力」などがキーワードになっている我が国の安全保障状況を考えれば、この紛争はもっと広く一般に知られていてもいいかな、と思います。当ブログでは取り上げたことがありませんし、思い立ったが吉日、というわけで、2011年最初のエントリはフォークランド紛争です。 フォークランド紛争(1982年3月19日〜1982年6月14日