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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/F1977 (7)

  • 「であい」 - パラム、ドル、ヨジャ〜済州島に多いものみっつ〜

    ハッキョの始業式の後、年末に発行された、在日韓国朝鮮人問題活動センターの機関紙「であい」を一部いただきました。 今回の「であい」には、K野さんと私の文章が掲載されています。私の文章を載せていただくことになったのは、社会館の館長さんでいらっしゃるKさんが、K野さんがハッキョの30周年のパーティーで話されたお話に感銘され、その内容を掲載したいとK野さんにご依頼をされたことがきっかけでした。その時K野さんが、K野さんの文章を載せる条件として、私の文章も載せることをKさんにお願いをしたそうです。12月のある日、私はKさんにそのことを告げられとても驚き、ハッキョに関しては私はまだまだ新参者なので、大先輩方を差し置いて、ハッキョについて語ることなど大変おこがましいと思ったのですが、Kさんじきじきにお頼みされては断ることもできず、どうしたもんかと迷いながらも引き受けることにしました。もし私がハッキョにつ

    maangie
    maangie 2009/12/29
    「日本社会の中で「通名」で自分を隠すようにして生きている私を許し、認めてくれるような言葉」
  • 竹やりでつついても。 - パラム、ドル、ヨジャ〜済州島に多いものみっつ〜

    ブログを始めて、もうすぐ3年になるのですが、始めて初めて、こんなにたくさんのアクセス数とブクマコメントをいただきました。わおー!  ブクマ200とか超えちゃってますよー。わおー。「在日特権」という言葉をつかうと、これだけの人が集まってくるんですね。めっちゃ「特権」的な魅力のある言葉のようです。ハッキョのみなさんが読んだら、きっと、Fちゃん、なんかめちゃくちゃ書かれてる、だいじょーぶ?と心配されそうなので、だいじょーぶですよー、と言っておきますね。  いやー、日の人口が約1億2千万人でしたっけ。でもって「在日韓国・朝鮮人」の人数が約60万人、つまり、日の人口に対する「在日」の割合は。200:1になりますよね。それを思うと、わたしという「在日」のひとつの文章に対して、200人くらいのコメントがつくのは、まあまあ妥当な感じというところでしょうか。でもって、ざっと読むと「在日」に対して理解のあ

    maangie
    maangie 2009/04/15
    「在日特権があるとしたら、なくしたいとも思うが、参政権がないのでどうしようもない」と読んだが、読み込みが浅いかなあ…。
  • かなしみの堆積 - パラム、ドル、ヨジャ〜済州島に多いものみっつ〜

    あまり自分のことを話さない父が、ある日話してくれたことがあります。  父が中学生のときの話です。父は、中学校に電車で通っていたそうです。なぜかというと、父が住んでいた学区にあった中学校は、あまり「ガラ」がよくないと評判だったそうで、それを心配した父の母、つまりわたしのハルモニが、いわゆる「越境」をさせて、父を隣区の中学校に入学をさせることにしたそうです。昔は、「越境」入学というのは、結構自由にできていたみたいですね。わたしの時代も「越境」で来ている子がいたように思います。けど、その学校の校門の前には「しない、させない、越境入学」のようなポスターが貼られていたようにも思います。わたしは、いまだに「越境」の何がいけないのか、よく分からないのですけど、まあ、昔は特に、いけないということもなかったようで、そんなわけで、わたしの父は「越境」をして、3年間、毎日電車に乗って中学校に通っていたそうなので

    maangie
    maangie 2009/04/04
    いい話。悲しい話。しかし。
  • 言葉にならなかった、たくさんの言葉 - パラム、ドル、ヨジャ〜済州島に多いものみっつ〜

    きょうは、ある方の文章を読ませていただいて、胸がすごくつまって、泣きそうになってしまいました。  訳者あとがきβ版(やくしゃ あとがき べーたばん) 「朝鮮人になりたい」  泣きそうになったというより、ほとんど泣いていました。まわりに誰もいなかったら、声を出して、えんえんと泣いてしまっていたと思います。涙がこぼれそうになるのをぐっとこらえて、そうして、鼻水がでそうなのを、すんすんとすすりながら、ずっと心の中で泣いていました。  「チョソンサラム(朝鮮人)になりたいです」  小さな子どもが言ったというその言葉をよんで、わたしは、いろんなことを思い出してしまいました。言葉にならなかった言葉、気づかないふりをしてきたけど、ずっとこらえてきたこと。わたしが、というよりは、両親や祖父母、親戚や友だち、わたしの知っている在日の朝鮮人の人たちが、ずっとずっと、感じてきたこと、言葉にしなかったけれど、ずっ

  • ゲームオーバーになったけど。 - パラム、ドル、ヨジャ〜済州島に多いものみっつ〜

    やっと、野球が終わりましたね。ぜんぜん見てないですけど、韓国と日の試合がある日だけは、なんとなく、ひやひやしておりました。  きのうも、お昼を過ぎたくらいから、会社の人たちが、テレビをつけ始めたんですね。いつもは、お昼休みの間の一時間だけしかつけてはいけないテレビなんですけど、きのうは、営業の人たちが「試合が気になって、仕事どころちゃう」とか言って、テレビをつけたんです。そうして、試合が終わるまで、事務所にいる人たちがみんなそろって、野球を見ていました。同点になったり、逆転するたびに、大きな声を出して叫びながら、みんな、熱心に野球を見ていました。そんななかで、わたしは一人、絶対にテレビは見ないでおこうと、忙しく仕事をしているフリをしておりました。だって、日を応援して、日が勝って、うれしがったり喜ぶのが当然、みたいな雰囲気に巻き込まれたくないんですもん。とかいうと、じゃあ、やっぱり韓国

    maangie
    maangie 2009/03/25
    「「韓国」か「日本」かという二者択一を迫られるような、そんな状況をとてもしんどく思うのです」
  • ザ・ラスト・ザイニチ - パラム、ドル、ヨジャ〜済州島に多いものみっつ〜

    さて、みなさん、わたしは、ちょうど一年ほど前、いえ、つい半年ほど前まで、わたしの「実存」を何にかけようと思っていたか覚えていらっしゃいますでしょうか?  びびびーん!ビール!  びびびーん!ビンゴ!  いや、そうなんですけど、当たってるんですけど、でも、「実存」をかけるというのとはちょっと違って、ビールは「実存」をかけるために必要な、わたしの闘争のエネルギーのようなものなので、「実存」をかけているのとは少しちがうのです。でも、ハタから見たら、どう考えてもビールに「実存」かけてるようにしか見えないかもしれないですけど。ちなみに、びびびーん!とくるのは、瓶ビールだけではなくて、生でも缶でもびびびーん!ときますよ。ぬるくさえなけえば、なんでもびびびーん!です。  それは、さておき、わたしは、つい半年くらいまで、わたしの「実存」を「韓国に帰る」ことにかける、と言っておったのでした。悲しき南帰国船に

    maangie
    maangie 2009/03/17
    「きのう書きましたように、わたしはこれからのわたしの人生の「実存」を「階級闘争」にかけようと心に決めました」
  • 「ぶ」は「武士」の「ぶ」 - パラム、ドル、ヨジャ〜済州島に多いものみっつ〜

    先週から、舞踊のレッスンが始まりました。今日も、民団に行って練習です。  ソンセンニムによると、二学期は、「チュネンム」(春鶯舞)という、宮中舞踊の作品を完成させたいとのこと。踊る時間でいうと、わずか3、4分くらいの作品ですが、これが、めちゃくちゃ難しいです。まだ、出だしの一分くらいの部分を習い始めたところなのですが、この一分くらいの踊りを覚えるのに、一学期の終わりから始めて、もうひと月くらいやってるかも。そんくらい、音楽も踊りも難しい作品です。 チュネンムは「ハンサン」という、筒状になったセットンカラーの布を手の先にぶらさげて、それを、空中に、ぽーんと放り投げて踊る踊りです。宮中舞踊なので、飛んだり跳ねたりなどの、躍動的な踊り方は、あまりしません。ほとんど、動いてないやんけ、みたいな、静かな踊りで、動きといえば、ゆいいつ、そのハンサンを放り投げるくらいが、踊ってるなと思える部分かも知れま

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