2013参院選・動き出す夏:/上 愛知選挙区 第三極乱立で火花 減税、河村人気狙い/みんな・維新、協力解消 緊張からか表情が硬い。名古屋市の河村たかし市長率いる地域政党「減税日本」から参院選愛知選挙区(改選数3)に立候補予定の弁護士、宇田幸生氏(40)が日曜の5月26日、名古屋市中区の繁華街で街頭に立った。「生まれて初めて街頭でお話しする。庶民革命を河村市長と必ず実現する」 減税は昨年12月の衆院選で日本未来の党に合流して戦い、候補者16人全員が落選した。しかし、4月の名古屋市長選では河村氏が圧勝。河村氏は「名古屋、愛知で庶民革命の橋頭堡(きょうとうほ)をつくる。3人目に滑り込めばいい」と意気軒高だ。 候補者を立てる「第三極」は、減税だけではない。みんなの党は前回の参院選に続き、女性医師の薬師寺道代氏(49)を擁立。みどりの風は、名古屋市長選で河村氏を応援した平山誠氏(61)が比例から回る
「1票の格差」が違憲状態のまま実施された12年12月の衆院選は違憲として、全国の有権者が選挙の無効を求めて8高裁・6高裁支部に起こした計16件の訴訟は25日、広島高裁で最後の口頭弁論があり、即日結審した。同高裁は判決期日を3月25日に指定し、16件の訴訟全てが提訴から100日以内の3月6〜27日に言い渡されることになった。最高裁が11年3月に示した「違憲状態」判断から1年9カ月間、是正に至らなかった国会の姿勢をどうとらえるか。国会に厳しい判決を予想する識者が多い。【石川淳一】 16件の訴訟は、1票の格差是正を求める二つの弁護士グループが原告となって起こした。3月6日の東京高裁を皮切りに、判決は順次言い渡される。各地の弁論で原告側は「最高裁判決の警告を無視しており、選挙は無効だ」と主張。被告の選管側は「1年9カ月は区割り全体を見直す期間としては不十分」と反論した。 最高裁は11年3月、最大格
毎日新聞の実施した衆院選全候補者アンケートでは、政権奪還を目指す自民党候補が過去の衆院選の同党候補に比べ、憲法や外交・安全保障の分野で保守色を先鋭化していることが浮き彫りになった。その分、選挙協力する公明党との政策の隔たりが広がり、政権に復帰した場合も与党内の調整が難航する可能性もある。【松尾良、中井正裕】 自民党は衆院選を控え、谷垣禎一総裁当時の今年4月、憲法9条に「国防軍の保持」などを明記した新たな憲法改正草案を公表した。今回の衆院選政権公約にも草案を引用し、改憲の方向性は各候補に浸透。憲法改正について賛成と答えた自民候補は98%に上り、05、09年の両衆院選と同様の結果となった。 自民党は09年衆院選で政権を明け渡し、民主党に対抗するため、自らの主張を鮮明にするよう迫られていた。改憲への取り組みは自民党の主要政策になっており、12年衆院選のアンケートで9条改正に賛成と答えた自民候補は
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