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ブックマーク / pukarix.hatenablog.com (5)

  • 国会デモとヘイトスピーチは別問題である - 異国見聞私書録

    フザケるな。 自民党、国会デモの規制を検討「仕事にならない」 ヘイトスピーチPTが議論 国会周辺の大音量デモ、規制検討 自民ヘイトスピーチPTで - MSN産経ニュース 東京新聞:自民 国会デモ規制検討 ヘイトスピーチ 街宣対策に併せ:政治(TOKYO Web) 国連がヘイトスピーチを規制する提言を行ったことをいいことに、早速マトはずれな議論が展開されようとしている。こうした大義名分にかこつけて、自分たちの都合のいいように法制化を進めるのは昔から軽薄短小な為政者の常套手段だ。国連が提言を出したときから筆者はこうした動きを危惧していたが、まさにそのとおりになった。 記事によると「国会周辺での大音量のデモに対する規制も併せて議論」もするらしい。来、大音量でデモをすることと、差別表現をすることは別問題なはずである。それでも一緒に議論を謀ろうとするのは、裏に別の意図が必ずあるからだ。それは彼らの

    国会デモとヘイトスピーチは別問題である - 異国見聞私書録
  • 「永遠の0」をどう認識するかが問題なのである - 異国見聞私書録

    作品と作者の人格は分けて評価しなければならないと誰かが述べたが、「永遠の0」ほどその言葉がふさわしい作品もないかと思う。 『永遠の0』の何が問題なのか? | 冷泉彰彦 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日版 オフィシャルサイト 「永遠の0」の作者には申し訳ないが、筆者はこのを読んだ時、作者の思惑とはおそらく真逆の想いが去来した。 具体例を言えば、靖国神社を参拝することに対して肯定的な小説作者の思想とは正反対に、筆者はこの神社に参拝するという行為は、戦争の犠牲になった人々に対して非礼極まりない行為だと再認識し、その想いはさらに強化された。自殺兵器を立案・開発・採用していった戦争指導者たちが祀られていることはこの神社の「穢れ」であり、その「穢れ」をどこか他の場所に移して「晒す」ことをしない限り、この神社は「ブラック神社」のままで在り続けるという想いは強まった。 閑話休題。 靖国神社参

    「永遠の0」をどう認識するかが問題なのである - 異国見聞私書録
  • 救いがたき愚かな人たち - 異国見聞私書録

    異国で住むにあたって、特に国際都市の近郊にあっては、常に念頭に置かなければならないことがある。自分が人種/性差別的な表現をしていないかどうかを考えながら話すようを心がけねばならない。これは異国から多くの人が集中する都市ではごく当たり前の通常概念である。 産経新聞 曽野綾子さんのコラムへの抗議文 例え心がけていても「うっかり」発言してしまうことは多々あり、それが「差別」と捉えられて事件につながる例も珍しくない。筆者も気をつけているつもりではあるが、何気ない一言の中に差別的な表現が含まんでしまったこともあり、相手に不快感を与えなかったどうかと動揺した覚えがある。 また相手が日語がわからないだろうと手前勝手に前提して、少し差別的な会話を日語でしても構わないだろうと思うかもしれない。しかし日人が思う以上に日語を理解できる異国の方は多い。日人と国際結婚をされている方の中には、話せなくとも聞

    救いがたき愚かな人たち - 異国見聞私書録
  • ヤジ犯人の吊し上げだけでは何も解決しない - 異国見聞私書録

    セクハラヤジ、いや人間侮蔑ヤジ飛ばしていた犯人が見つかったらしい。 自民・鈴木章浩都議、ヤジ認める 「早く結婚すれば」:朝日新聞デジタル ただ、思うのです。このヤジを飛ばしていた都議を捕まえて、吊るし上げたところで問題の質は何も解決しないと。おそらく彼は反省などしていないだろうし、「何で俺だけが」という想いの方が強いのだと思う。その証拠に議員辞職をする気配は現在のところないし、会派離脱でことを鎮めようとする魂胆が窺えるといっても過言ではないと思う。 セクハラ野次@都議会事件に関する一般論による解説(山 一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース こんな東京都議会の政治家なんて、皆な税金ドロボーだ!(天木 直人) - 個人 - Yahoo!ニュース それだけでなく、彼を擁護する風の到来を臥薪嘗胆で待ちわびているのではないだろうか。現に上記の二つのブログでは、被害にあった女性議員の適性を疑

    ヤジ犯人の吊し上げだけでは何も解決しない - 異国見聞私書録
  • 不寛容であることを当然視する社会に明日はあるのか - 異国見聞私書録

    この手の事件、いつも話題になるので少し言及しておきたい。 超混雑だった東海道新幹線の乗客が「立っているお年寄りをグリーン車に乗せるべきだ」とツイート→炎上 http://matome.naver.jp/odai/2138874851318942501 車掌さんたちにも規則があるだろうから、そう簡単にグリーン車を開放できないのはある程度理解できる。ただしそうであるなら今回の事態から学んで、お年寄りや子どもに対して、通常運行と異なる事態が起きた場合においては規則を緩和する処置などを盛り込んではどうだろうか。どのような場合でも杓子定規な対応しかできないようでは、別に人間が行わずともシステムなどに全て任せるほうが安上がりかつ効率的だ。逆に今後も改善もされず、このような対応しかできないのであれば電車の乗務員としての仕事はシステムに「取って代わられてしまう」運命線上にあるのではないかと危惧してしまう。

    不寛容であることを当然視する社会に明日はあるのか - 異国見聞私書録
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