約一ヶ月ぶりの更新となった。忙しいのは暇よりはましなのであるが、それにしても限度があるぞ。 以前、トンデモ国会議員というエントリーを立てたことがある。試験に通らなければ就けない職業である医師や弁護士にもトンデモがいるぐらいだから、国会議員に一人や二人トンデモがいても驚くには値しないのだが、それにしても使い捨てカイロの発熱原理が常温核融合というのにはびっくりした。こういうのを見せつけられると、国会議員のトンデモ度が判断できる何らかの出来事があればいいなと思うのだが、うまいぐあいに最近それがあった。例の国籍法の改正である。国籍法の改正自体についてはここで多くを語る必要はないであろう。 最高裁判所で違憲と判断された法令を改正するのは立法府としては当然のことであって、内容も妥当なものであるのだが、気に入らない人も一部いて、ネット上ではトンデモ主張が花盛りである。たとえば柳生すばる先生の以下のエント