タグ

ブックマーク / sci98.hatenadiary.org (17)

  • トンデモ国会議員2 - 妄想日記

    約一ヶ月ぶりの更新となった。忙しいのは暇よりはましなのであるが、それにしても限度があるぞ。 以前、トンデモ国会議員というエントリーを立てたことがある。試験に通らなければ就けない職業である医師や弁護士にもトンデモがいるぐらいだから、国会議員に一人や二人トンデモがいても驚くには値しないのだが、それにしても使い捨てカイロの発熱原理が常温核融合というのにはびっくりした。こういうのを見せつけられると、国会議員のトンデモ度が判断できる何らかの出来事があればいいなと思うのだが、うまいぐあいに最近それがあった。例の国籍法の改正である。国籍法の改正自体についてはここで多くを語る必要はないであろう。 最高裁判所で違憲と判断された法令を改正するのは立法府としては当然のことであって、内容も妥当なものであるのだが、気に入らない人も一部いて、ネット上ではトンデモ主張が花盛りである。たとえば柳生すばる先生の以下のエント

    トンデモ国会議員2 - 妄想日記
  • また陰謀論が出てくるのかな? - 妄想日記

    国籍法改正案まとめWIKIというページがある。「まとめWIKI」と名前が付いているが、中身は電波系そのものである。ここに『最高裁判事への「弾劾裁判の訴追請求」など』というページがあって、そこに以下の記述がある。 http://www19.atwiki.jp/kokuseki/pages/88.html 6月の最高裁の違憲判決は、司法による立法行為ではないでしょうか? それに賛同した裁判官に罷免を求めるものです。 その違憲判決そのものからひっくりかえそうじゃないかと。 それを基に受けた法案なんだから白紙に出来るんじゃないでしょうか なかなか芳ばしい内容である。で、このページの情報元とされているページを覗いていると、これまた芳ばしい記載がてんこ盛りである。たとえば情報元として最初に挙げられているページの記述が以下。 http://ram-at-yahoo.iza.ne.jp/blog/entr

    また陰謀論が出てくるのかな? - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/12/13
    「陰謀ヒマなし」
  • 福島事件も論告求刑までいったけど… - 妄想日記

    犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律(平成十九年法律第九十五号)で被害者等(以下、単に被害者)の刑事司法参加がかなり拡充されました。この法律自体には私は反対の立場です。反対する理由は、刑事裁判の目的を阻害する可能性が多々あるということが大半ですが、それとは別に、時に被害者を著しく傷つける可能性が高いと認識しています。その想いを強くしたのは福島大野病院事件の公判でした(ただし平成十九年法律第九十五号は直接関係しません)。福島大野病院事件は、ご存知の方も多いでしょうが、福島大野病院で帝王切開の手術を受けた患者が、非常にまれな癒着胎盤という疾患であったため、不幸にも亡くなられた事件です。この事件に関しては、ネット上でも多くの意見が出されており、医師のブログでもその意見を確認できます。 癒着胎盤で母体死亡となった事例(ある産婦人科医のひとりごと) 福島県立大野病

    福島事件も論告求刑までいったけど… - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/10/03
    犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律(平成十九年法律第九十五号)
  • 福島事件と光市事件を比較してみる - 妄想日記

    福島大野病院事件のネット上での意見を見回っていたら、次のコメントが目に留まりました。はてな匿名ダイアリーのブックマークコメントなんですが http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080820212803 2008年08月21日 kurotokage 医療, 社会, 心 ブクマが光市事件の弁護団に対する反応と対称的だなぁ。あっちはやるべきことをやった弁護士がささいなこと(ため息をついたとか)で遺族感情を理由にバッシングされてたのに。 確かに光市事件において弁護団が不当なバッシングを受けた、ひどい例では脅迫状を送りつけたりブログ上で「死ね」とか「死んでくれ」とか言い放っていた馬鹿もいたことは知っていますが、はてなにおいてはその類の人はさほど目立たなかったという印象があるんですよね。もちろんはてなにおいてもゼロではありませんが

    福島事件と光市事件を比較してみる - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/09/07
    自称一般人が採用している「確定有罪の原則」 ふーむ
  • 判決下る - 妄想日記

    光市母子殺害事件の差し戻し審ですが、死刑判決となりました。 当時18歳に死刑判決=回避する事情なし−光市母子殺害差し戻し審・広島高裁(時事通信) 山口県光市で1999年に起きた母子殺害事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた当時18歳の元少年(27)の差し戻し控訴審判決公判が22日、広島高裁で開かれ、楢崎康英裁判長は「死刑を回避する事情を見いだすすべもなくなった」と述べ、死刑を言い渡した。 (中略) 村弥生さん=当時(23)=と長女夕夏ちゃん=同(11カ月)=への殺意などを一転否定したことを「虚偽の弁解」と断じ、「元少年は犯した罪の深刻さと向き合うことを放棄し、死刑を免れようと懸命になっているだけだ。反省心を欠いており、極刑はやむを得ない」と述べた。 (中略) 元少年の年齢や精神的な未熟さを犯行の背景とする一方、死刑を回避する事情とまではいえないと指摘。その上で「遺族に対する

    判決下る - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/04/23
    ※「最高裁の判断が判断ですから、恭順反省路線は苦しいでしょうね」
  • 安田弁護士に逆転有罪判決 - 妄想日記

    http://www.asahi.com/national/update/0423/TKY200804230140.html 山口県光市で起きた母子殺害事件で被告の主任弁護人を務めた弁護士の安田好弘被告(60)が、98年に強制執行妨害罪で起訴された事件の控訴審で、東京高裁(池田耕平裁判長)は23日、一審・東京地裁の無罪判決を破棄し、安田弁護士に罰金50万円(求刑懲役2年)を命じる判決を言い渡した。 高裁は何をどう判断して有罪判決を下したのでしょうか。続報を待ちたいところです。 とりあえず、この判決を支持する人は、自分の会社が債務超過に陥ったとき、なんとか生き残ろうとすること、そのために弁護士等にアドバイスをもらうことができなくなること、以上の可能性を危惧してください。 追記 Yahoo!ニュースのコメント欄、レベル低いな。まともなこと書く奴おらんのか。 http://headlines.y

    安田弁護士に逆転有罪判決 - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/04/23
    ふーむ
  • 国民が声を上げないとどうしようもないのだが - 妄想日記

    多くの医師が不当逮捕、不当起訴だと糾弾している福島大野病院事件公判はすでに論告が終わっている。内容は以下のページで確認できるので確認していただきたい。 ロハス・メディカル − 福島県立大野病院事件論告求刑公判(1) 周産期医療の崩壊をくい止める会のホームページ − 第十三回公判について この裁判において、被告人は取り調べ段階と公判段階で供述を変遷させているのだが、これについてYosyanさんが以下のように述べられている。 新小児科医のつぶやき − 福島事件求刑 別に強調するほどのものではありませんが、拘置所に監禁し連日長時間の尋問を受けたら誰だっておかしくなります。心理的精神的な拷問と同じなのですが、その時の供述と平静を取り戻した時の相違が検察は許せないそうです。 取り調べ時には当のことを話し、公判になって一転ウソデタラメを並べる被告人もいるわけだから、公判段階の供述が一方的に正しいと決

    国民が声を上げないとどうしようもないのだが - 妄想日記
  • 法律における都市伝説 - 妄想日記

    今日は四月一日、エイプリルフールです。今日はどんなデタラメを書いても大丈夫です。安心してウソが書けます。 …いつもとかわらないか。 それはともかく、四月といえば年度始めです。校舎に新入生があふれ、街に新社会人があふれる季節です。桜が咲き暖かい日差しが新たな門出を祝います。 4月1日〜3月31日がひとつの年度になっているわけですから、学年を誕生日で区切れば4月1日生まれ〜3月31日生まれの人が同学年になるように思えます。同じ年の4月1日に生まれた人と4月2日に生まれた人は、同じ年に小学校に入学する、というわけです。ところが、実際にはそうなっていません。誕生日で学年を区切ると、4月2日生まれ〜4月1日生まれが同学年になります。同じ年の4月1日に生まれた人と、4月2日に生まれた人は、4月1日に生まれた人の方が学年では1つ上になるんですね。ちょっと考えると不思議です。学年の区切りは4月1日〜3月3

    法律における都市伝説 - 妄想日記
  • 法律における都市伝説2 - 妄想日記

    tikani_nemuru_Mさんの3月29日のエントリー「八百屋お七と少年法」に以下のブログが紹介されていまして 真実を理解できない衆愚を導く為に!! − 少年法の改正は不十分だし、重罪犯については一般刑を適用するべき tikani_nemuru_Mさんの紹介の仕方について「4月27日じゃなくて4月28日だろ」とか「リンク先URIとトラックバックURIを間違ってるぞ」とか突っ込む点はあるもののそこはスルーするとして、紹介ブログの著者がこれまた見事に都市伝説を信じているところに感心してしまいました。その都市伝説とは、ズバリ「少年法は、少年を成人より軽い処分で済ませるための法律だ」というものです。って、この都市伝説を信じている人はものすごくたくさんいるんですけどね。 少年法は「少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年及び少年の

    法律における都市伝説2 - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/04/21
    少年法。
  • トンデモに嵌らないために - 妄想日記

    トンデモさんの特徴 彼は自分を天才と考える。 彼は自分のなかまたちを、例外なしに無学な愚か者みなす。彼以外の人はすべてピント外れである。自分の敵をまぬけ、不正直、あるいは他のいやしい動機をもっていると非難し、侮辱する。もし敵が彼を無視するなら、それは彼の議論に反論できないからだと思う。 彼は自分が不当に迫害され、差別待遇を受けていると信じる。公認の学会は彼に講演させることを拒む。雑誌は彼の論文を拒否し、彼のを無視するか、「敵」にわたしてひどい書評を書かせる。ほんとに卑劣なやり方である。こういう反対の原因が、彼の仕事がまちがっていることにあるとは、奇人には全く思い浮かばない。 彼は最も偉大な科学者や最も確立された理論に攻撃を集中する強い衝動をもっている。ニュートンが物理学でずばぬけた名声を保っていたときは、物理学での奇人の仕事は猛烈に反ニュートン的だった。今日ではアインシュタインが権威の最

    トンデモに嵌らないために - 妄想日記
  • 相変わらずすごいな - 妄想日記

    光市母子殺害事件の判決公判も近づいてきたところで、刑ま御三家の一人南雲しのぶさんが自身のブログで2つほどエントリーを立てた。 あれから9年の歳月が(山口県光市母子殺害事件考) 弁護士の懲戒って(山口県光市母子殺害事件考) なんというか、相変わらずすごい。トンデモ電波全開である。細かいところまで突っ込むときりがないので小さな間違いはスルーするとしても、細かくないところだけでも山ほど突っ込みどころがある。 たとえば以下の文章。 あれから9年の歳月が(山口県光市母子殺害事件考) 日の裁判というのは何にしても長い。 9年かかってもまだ確定できずに居る。 「マスコミ情報だけで適当にたわごとを書き散らしているんだろうなあ」ということがよくわかる文章である。マスコミ情報しか基にしない人には意外だろうが、日の裁判は早いのである。もちろん例外的に、1回や2回じゃとてもじゃないが判決が下せない事件はあるし

    相変わらずすごいな - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/04/18
    「むしろ、「~場合以外では、弁護士がつくとは限らないこと」を意外に思ってほしい」
  • 2008-03-24

    NATROMさんの日記にとある国会議員のものすごい発言が紹介されていた。 使い捨てカイロは常温核融合によって発熱する?(NATROMの日記) その国会議員は風間直樹参議院議員。NATROMさんが紹介したそトンデモ発言の一部を以下に再掲しよう。 第168回国会 災害対策特別委員会 第3号 今私が指摘をしました、どうも新しい原理によって起きているのではないかといいますのが、この資料の一―二でございます。ここに化学式を書いております。私もどちらかというと文系なものでございまして、余りこういったものには造詣が深くないんですが、調べてみますと、このFe+H2O、Feというのは鉄でございます。H2Oは御承知のとおり水でございます。これが触れるとH、つまり水素を発生させる、こういう原理がございます。 これはどういうことかといいますと、地中に水を注入し、そこで地中にあった鉄ないし鉱分と水が接触した結果、水

    2008-03-24
  • 刑事司法制度の歴史2 - 妄想日記 [司法]糺問主義の克服は簡単な話じゃない

    前回のエントリーで紹介した意見について、なんといいますか突っ込みどころ満載の意見なんですが、意見そのものへの突っ込みはちょっと保留して、なぜこんな意見が出てくるのかを考察してみたいと思います。元の意見が意見だけに、考察というより単なる占いにしかならないでしょうけど。 まず近代司法制度ですが、これは糺問主義を克服して成立したものです。糺問主義というのは訴追する者と裁判する者が分化しておらず、職権で手続を開始することが認められていました。被告人の真実義務が前提となり、黙秘権をはじめとした権利は承認されていませんでした。カロリナ法典22条にあるような法定証拠主義の元、自白採取のためには拷問すら法律的に認められていました。被告人に不利な証拠が存在するが、有罪証明に足りないときは、法定刑より軽い刑や特別刑が科される嫌疑刑、有罪判決に確証がなく、しかし有力な嫌疑があるときに言い渡される、新たな嫌疑が出

    刑事司法制度の歴史2 - 妄想日記 [司法]糺問主義の克服は簡単な話じゃない
  • 刑事司法制度の歴史 - 妄想日記 [司法]糺問主義と弾劾主義

    世の中には「目的のためには手段を選ばない」人がたくさんいるが、これらの人たちは刑事訴訟法学とは無縁である。つまり、これらの人たちには刑事訴訟法を学ぶ資格がない。われわれは、刑事訴訟法を学ぶことは「目的のために手段を選ぶこと」であることをまず知らなければならない。 現代青林講義・刑事訴訟法(青林書院) p3 − 庭山英雄/岡部泰昌編 ネットでいろんなページを検索していたら、おもしろいページを見つけました。「おもしろい」ってほめ言葉の意味じゃないですけど。 糾問主義と弾劾主義から考える刑事司法の機能と目的 このページに掲載されている解法者さんの見解が素晴らしすぎる(ほめ言葉にあらず)。思わずブックマークしてしまいました。是の打ち所がなくてどこにどう突っ込んでいいのかわからない意見なんですが、このような素晴らしいページは他の方にもぜひ鑑賞していただきたいので、いくつか紹介させていただきます(以下

    刑事司法制度の歴史 - 妄想日記 [司法]糺問主義と弾劾主義
  • 裁判員制度 - 妄想日記

    3月5日のエントリーに以下のブックマークコメントを頂きました。 2008年03月13日 CrowClawさん [我らは神の代理人][★]で、こういうバカ共が陪審員になるわけだ。日の未来は暗い。 コメント中の陪審員は裁判員の誤記だと思われますがそれはともかく、「我らは神の代理人」というタグはまさに的を射た表現だと思います。別に誰が神の代理人だろうとどうでもいいのですが、神の代理人であること「だけ」を理由に、その意見を社会に取り入れるのには大きな問題を感じます。たとえば以下のブログですが ちゃんちゃんのたわごと 橋下弁護士が”逆”懲戒請求を受けるのコメント欄におけるブログ著者のコメント 僕は世の中には弁護される価値も無い・反論する権利も無い殺人等の犯罪者は少なくないと思っています。 (引用者注:エントリータイトルは原文ママ) 世の中には40km以上の距離を2時間ちょっとで走破したり、100m

    裁判員制度 - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/03/16
  • 刑ま系の人々2 - 妄想日記

    時折、刑事司法に関して神の視点で意見を述べる方がおられる。 職業別念願の方法 − 弁護士 最近の裁判における弁護士の弁護姿勢は疑問に思うことが多いですね。被疑者について予断を持ってはいけないことはわかりますが、それにしても弁護士としての仕事は、有罪を無罪にすることなんでしょうか? おかしいと思いませんか? そりゃおかしいだろう。というか、基的に有罪と立証された人間を無罪にすることなど、弁護士には不可能である。 どうも当該ページの筆者は「犯罪者であるか否かが裁判もせずにわかる」能力をもっているようであるが、このような「神の視点」から判断している人は少なくないらしく、以下のような文章が散見される。 Yahoo!知恵袋 不利な立場にならないように弁護する仕事が弁護士だと思っていましたが、 犯罪者を無罪にする仕事が弁護士ですか? Yahoo!知恵袋 最近の弁護士って、なりふり構わない感じ? サラ

    刑ま系の人々2 - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/03/13
    基本のき。
  • 刑ま系の人々 - 妄想日記

    かの有名な数学者ユークリッドは、エジプト王プトレマイオスから「簡単に幾何学を学べる方法はないのか」と問われて、次のように答えたといわれている。「幾何学に王道なし」。現在では、この言葉は幾何学に限らずすべての学問に対していえる言葉であるととらえられ、「学問に王道なし」という言葉として定着している。 相ま系(「相対論は間違っている」系)や進ま系(「進化論は間違っている」系)の人たち、すなわちトンデモさんの中には、これを忘れて王道をひたすら求める人がいる。相ま系のに『「相対論」はやはり間違っていた』というがあり、そののどこが間違ってるかについてaxionさんという方が『「相対論」はやはり間違っていたはやはり間違っていた』で鋭く指摘しているのだが、そこに次の記述がある。 − 「相対論」はやはり間違っていたはやはり間違っていた その1 − 【常識をもって相対論を考え直す:森野正春氏】 この章で

    刑ま系の人々 - 妄想日記
    maangie
    maangie 2008/02/16
    ああ、そうか「無知を武器にバンザイアタックする人たち」の一種なんだ。刑ま系の場合は、歴史関係よりはるかにやっかいな感じだなあ。
  • 1