昨日の「お玉おばさん」ブログを見ていたら、靖国映画の試写会問題に関連して、日本国憲法の誕生という映画があるのを知りました。調べてみると昨年の映画で、「日本の青空」というタイトルのものがそれに当るようです。日本の民間からも現憲法の精神に近い考え方の草案が提案され、それがGHQにも受け入れられて、日本国憲法の骨格になった。憲法はアメリカからの一方的な押し付けではなく、日本人から出た願いでもあった、という文脈の映画のようです。私は残念ながら見ていないのですが、いくつかの感想文からも、そのように理解できました。 ところが同時に、この映画への批判という形で、日本国憲法無効論が唱えられているのがわかりました。この草案は、日本側からいくつも出された提案の中の、マイナーな一つに過ぎない。それを好都合と判断したGHQが利用しただけのことであって、アメリカ製憲法である事実は変らないというのです。そしてさらに