日本の宇宙飛行士の宇宙滞在日数が24日で通算494日となり、ドイツを抜き、ロシア、米国に次ぐ世界第3位になる。 1990年にテレビ局記者だった秋山豊寛さん(69)が、旧ソ連の宇宙船ソユーズで初めて宇宙に滞在してから、日本人の宇宙飛行士はこれまで計9人。現在は、古川聡さん(47)が国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している。 日本は2009年末時点では第7位だったが、野口聡一さん(46)、山崎直子さん(40)、古川さんとISS滞在が続いたため、一気に3位に浮上した。ただ、独自の宇宙ステーション「ミール」も持っていたロシアの2万760日、月面着陸を成功させた米国の1万4786日とは、大きな差がある。