写真●独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)月・惑星探査プログラムグループプログラムディレクタ 宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系教授川口 淳一郎 氏(撮影:平瀬 拓) 「はやぶさのプロジェクトについて、完璧でない点を指摘するならばいくらでもできた。しかし、我々は『できない理由』を考えようとはしなかった。『どうしたら先に進めるのか』だけを考えた。この組織文化が、プロジェクトを成功に導いたと思う」。小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネジャーを務めた独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川口 淳一郎氏(月・惑星探査プログラムグループプログラムディレクタ 宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系教授、写真)は開発者向けイベント「X-over Development Conference 2011(XDev2011)」でこう話した。 川口氏は、はやぶさのプロジェクトが成功した要因
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