「社会貢献を少しはやっている。関心もないわけではない。でも、もっと自分らしい方法はないのか」 そうした意識を持った人たちの間で、「ファミリー財団」をつくることへの関心が、今高まりつつある。かねてより欧米のちょっとした資産のある個人の間では、セミリタイアした後に、自分で財団を立ち上げて財団理事長となり、ライフワークとして楽しみながら社会貢献する人たちも多い。あるいは、世代を超えて親から子、その孫へと財団が引き継がれていくこともよくある。この動きが、日本でも少し広がり始めているのだ。 アメリカで4万団体を超えるファミリー財団 「ファミリー財団」とは、トヨタ財団のような企業がつくる財団と違って、ある意味、「普通の個人(家族)」が個人的社会貢献活動の一環で、財団を設立しようものである。実はアメリカではこうしたファミリー財団が、4万近くもある。 有名なのは、メリンダ&ビルゲイツ財団やロックフェラー財
![家族で「財団」を持つ、アメリカ流セカンドライフが日本にも | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d7133c3291565e93b93f3c69d70d02fa11838ecc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.forbesjapan.com%2Fmedia%2Farticle%2F17747%2Fimages%2Fmain_image_d4217a06abb1e898d9b573bf21475318.jpg)