タグ

ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (5)

  • 自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言

    先週の金曜日、飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。 「あれは親にも責任がありますよ。まだ3歳なんだから、親も目を離したらいかんですよ。トイレに行かせるのだって、ちゃんと遠くからでも見ておかないと」 大概の場合、僕はこういうときに「そうですねえ」とか曖昧に頷いてやり過ごしてしまうのだけれど、お酒が入っていたこともあり、「そんなふうに常に見張っておけっていうのはおかしいし、どんな親にだって、『ちょっと油断してしまう瞬間』はあると思います。それで責めるのはあんまりでしょう」と反論して、車内はやや気まずい空気になってしまった。 「人生の先輩」として、「そういうときでも、ちゃんと見ているのが親ってもんでしょう?」というのは、確かに「正論」のようにも思えるけれど、僕はそこまで完璧に自分の子どもを見張っておくことができるだろ

    自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言
    mallion
    mallion 2011/03/08
    『「研修医をキツイ目に遭わせるのが『教育』なのだ」と勘違いしている「偉い人」が少なからずいることに愕然としてしまった。 』『どうして次の世代の連中を同じ目にあわせようとするのだろうか。』
  • 「○○的」という言葉 - 琥珀色の戯言

    最近、すごく気になっているのが「○○的」という言葉なのです。 「はてな」で「似非科学」が話題になっていて、そのなかで、「科学的」という言葉を使う人をたくさん見ました。 麻生首相も「医師は社会的常識が欠落している人が多い」と言っていましたし。 麻生さんも含めて、みんな当にこの「○○的」(例:「科学的」「社会的」「一般的」「常識的」「論理的」……)という言葉が大好きみたいだけど、僕はこの言葉を多用する人をあまり信用しないことにしています。 琥珀色の戯言 - 「論理的」が嫌いな理由 ↑のエントリを以前書いたのですが、世の中には「○○的」という言葉だけで何かを説明しようとする人が多いんですよね。 そして、彼らの多くは、「それは、具体的にどういうプロセスを経て『科学的』『論理的』だと判断したの?」と問われると、「うるせえ、『科学的だから科学的』なんだよ!」「おまえは『常識』も知らないのか!」という

    「○○的」という言葉 - 琥珀色の戯言
    mallion
    mallion 2008/11/22
    『僕がブログを書くときに気をつけていることは、「○○的」って書きたくなったときに、その「○○的」に到達するまでのプロセスをなるべくわかりやすく明示する、ということなんですよ。』
  • 教科書に載った小説 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    教科書に載った小説 作者: 三浦哲郎,永井龍男,松下竜一,広津和郎,吉村昭,菊池寛,安部公房,吉村康,横光利一,リヒター,芥川龍之介,佐藤雅彦(編)出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2008/04/24メディア: 単行購入: 2人 クリック: 75回この商品を含むブログ (40件) を見る 誰もがかつて手にしたことのある国語教科書。その中から一味違った「名作」を、著者が独自の視点でセレクト。「とんかつ」「ある夜」「少年の夏」「父の列車」「雛」など、短編も含めて全12篇の小説と物語を収録する。 最近、こういう「教科書に載っていた○○」というを散見するようになりました。 リアルタイムで教科書を使ったいた時期には、教科書に載るような作品って、「大人が読ませたがっている、説教くさいもの」ばかりだと思っていたのですが(そう言いながらも、国語の教科書だけは、もらった日に面白そうな作品は拾い読み

    教科書に載った小説 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 梅田望夫さんが羨ましい。 - 琥珀色の戯言

    水村美苗「日語が亡びるとき」は、すべての日人がいま読むべきだと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan ↑の梅田さんのエントリに、このようなさまざまなブックマークコメントが付いた。 それに対して、梅田さん(らしき人)が、Twitterでこんな見解を書いたのが大きな反響を呼んでしまったのだが(この梅田さんの見解に対するブックマークコメント)、僕は正直梅田さんが羨ましい。 もちろん、こんなふうに多くの人から叩かれるのは勘弁してほしいのだけれども、ずっとブログにの感想を書き続けている人間としては、梅田さんが羨ましくてしょうがないのです。 ここを見ていただければわかるように、こんなにたくさんの人が、梅田さんの書いたエントリによって、『日語が亡びるとき』というに興味を持ってくれているのだから。 基的に「の感想あるいは書評(僕は自分が

    梅田望夫さんが羨ましい。 - 琥珀色の戯言
    mallion
    mallion 2008/11/13
    「誰が薦めているか」は重要。そのためにいろいろとエントリを読んだりします。
  • 昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言

    昨日、子供が生まれた。 妊娠をはじめて聞いたときには、正直「あと1年くらい(子供ができるのが)遅かったらよかったのに……」と思ったのだ。 たぶん、子供ができなかったら、ずっと同じことを思い続けていたのだろうけど。 初産で予定日まであと1か月近くあったので、そろそろ名前の候補でも挙げておかなくっちゃな、と考えていたところに、いきなり「破水した」との連絡があり、仕事を終えて産科の病院に着いたときには、もう子供は生まれていた。 保育器に入っているのを外から覗くだけ、というのを予想していたのだが、小さな小さな赤ちゃんは、母親の横で寝るでも起きるでもなく、右手で何かを握ろうとしたり、半分泣きかけたところで考え直したかのように泣くのをやめて半分だけ目を開けたりしていた。 正直、僕は自分に子供ができるのが怖かった。 このエントリで以前書いたように、僕は自分の親、とくに父親の愛情をうまく受け止め、解釈

    昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言
    mallion
    mallion 2008/10/31
  • 1