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@オーランス人と+文化に関するmallionのブックマーク (33)

  • ヒョルト人の陣形 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●ヒョルト人が戦場でとる陣形について。 ●素朴ではありますが、特徴を持たせた集団をオーランスの伝統に基づいて配置します。オーランスは戦場に出るとき、四方の風(戦いの嵐などとも)という4人の配下を従えていました。剣の近侍、盾の近侍、槍の近侍、後衛の従者(backboy)です。神の名で言えば、剣は襲撃者フィノヴァン、盾は戦の嵐ヘラマクト、槍は雷鳴の投擲者ヘドコーランス、従者は支えるものエンフェラルダです。 ● backboy というのが長いこと謎だったんですが、Index of Glorantha であっさり解決しました。戦士修行中の若者の仕事で、戦場における馬の面倒や伝令、使い走り、応急手当などを担当します。戦士のPCはみんなこれを経験してるはずなので、重要だと思いました。後衛の従者ってのは俺の適当な訳です。 mallion さんは後備えと訳されてますね。その方が上手いかなぁ。 ●この4人の

    ヒョルト人の陣形 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • ヒョルト人の戦争の倫理 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●ヒョルト人の戦術について見ようと未訳サプリの「Sartar Rising part2 Orlanth is Dead!」をあたっていたらヒョルト人の戦争についての考え方が紹介されてました。アンドリンの言葉から、という体裁で「戦争の倫理(The Ethics of War)」というコラムです。この場合、ヒョルト人というよりオーランス人でしょうか。 ●ヒョルト人の戦いのルールは3つあります。最初は農夫の神バーンターのルールです。これは日常の喧嘩で、もちろん殺し合いにはなりません。派手に喧嘩しても次の日には酒を酌み交わします。 ●次は嵐の部族の長オーランスのルールです。これは他のオーランス人との戦いです。氏族間の襲撃や抗争などで、敵も名誉ある戦いのルールを理解しており、お互いを破壊するほどの戦いにはなりません。 ●3番目が死の神フマクトのルールです。これは戦争です。フマクトのルールには敵が同じ

    ヒョルト人の戦争の倫理 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • ヒョルトの国と聖王国1 - illuminate33の日記

    下記はHistory of The Heortling Peoples 86ページから87ページの記事の抄訳です。かつてGlorantha Digestで17C現在のヒョルトランドの情勢について激論が交わされました。この議論に対してグレッグがある程度公式な答えを与えていると私は解釈しています。訳の間違いの責任はzebにあります。 以下はグローランサの文書ではない(訳注1) ベリンタールの改革 ベリンタールは手続きを定め、それぞれの六分国(訳注2)の民が教団orderlyのもとに、指導者を平和に選出する方式を整えた。たとえば、ヒョルトランドでは六分国の統治者はヒョルトランド総督Governorと呼ばれ―「黄金の」アンドリン(訳注3)の子孫である伝統に従う支配家系の一員であった。六分国の統治者は最高権力者ではなく、ベリンタールのために六分国を治めていた。 六分国の統治者たちはベリンタールの肉体

    ヒョルトの国と聖王国1 - illuminate33の日記
  • 氏族との関係を断つ - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●フマクトがしたように、フマクト信者は自分の氏族との関係を断ちます。これはフマクトだけではなく、ユールマルやバービスター・ゴア、ウロックスのカルトでもおこなわれます。それらの神はそれぞれの理由から族長であるオーランスの法に従わない場合があるのですが、信者が氏族の一員として法を犯すと神罰が氏族全体にふりかかってしまいます。 嵐の神殿の神罰 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし ●そのような事態から氏族社会を守るため、それらのカルトは“正常な社会(normal social)”と“神の絆(divine bonds)”から信者を切り離す儀式をおこないます。その後、氏族は信者のどんな行為に対しても社会的な責任を持たなくてよくなり、神罰も生じません。もちろん、それらのカルトの信者がオーランスの法から赦免されたわけではなく、法を犯せば彼らやその寺院、集団にはオーランスの神罰がふりかか

    氏族との関係を断つ - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • エルマル信者のつとめ - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●エルマル信仰はそれなりに広範囲にひろがっているので、けっこうバリエーションがあるようです。それで一概には言えないのですが。 ●エルマルの氏族における“炉の守り”エルマルと“騎手”ベレンの信者は通常、戦の群のメンバーです。しかしオーランスの氏族にいる彼らは戦の群の遠征には参加せず、残って留守を守ります。ということは、エルマルの氏族のエルマルの戦士たちは襲撃(略奪)をするんですね。エルマルの氏族もヒョルト人の伝統に従って生きてるわけだ。では冒険に出たい若者はどうするんでしょうか。オーランス信者になって出かけるのか、エルマル信者のまま出かけるのか。それともエルマルの氏族は冒険を一切認めないのか。 ●あらためて思うのですが、オーランスの氏族におけるエルマル信者というのは奇妙な存在ですね。エルマルの信者になるということはほとんどが“炉の守り”エルマルの戦士になるということでしょう。エルマルの戦士は

    mallion
    mallion 2009/03/13
    『エルマルの氏族のエルマルの戦士たちは襲撃(略奪)をするんですね。』 このへん考察してエルマルのプレイガイドとか作ると面白いかも。
  • エルマルの氏族 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●エルマルについて思うことを適当に。 ●エルマルは馬を愛する神です。ですがエルマルの騎馬隊というのはありません。騎馬民族の特徴は騎乗して戦えること(特に騎射できること)だと思ってます。エルマルのカルトはそれができません。下位カルト“騎手”ベレンがそれに近いことをやれそうですが、他の下位カルトは駄目です。“炉の守り”エルマルは馬を扱う神力すら持ってません。 ●馬を移動だけに使って、戦場に着いたら下りて戦うスタイルならオーランス信者の戦士と変わりません。むしろ移動の神力を持つオーランス信者の方が機動性に優れているかもしれません。どこが騎馬民族の末裔なんでしょうか。 ●だったらエルマルの氏族って何がちがうんでしょう。氏族で飼ってる馬の数は多いでしょうね。当然、馬に関わる職業の人間も増えます(その分、他の生産従事者が減る)。彼らはエルマルの、馬の女神レダルダのカルトに吸収されるはずです。レダルダ

    mallion
    mallion 2009/03/07
    エルマルの氏族について思うこと。たぶんオーランス人に騎馬戦闘をやらせたくないんだと思う。馬で移動して降りて戦うんだね(笑)。昔はチャリオットとか引いてたのかもしれん。
  • 十の愛される物語 - illuminate33の日記

    以下はStorm tribe 118ページの囲み記事の抄訳です。(訳の間違いの責任はzebにあります。)例によって「ジョンスタウン大鑑」の一部として挙げられています。 ジョンスタウン大鑑#299,235号 十の物語が人々に愛され、分かち合われている。 「光持ち帰りし者の探索行」、もしくは「いかに世界はひとつに戻されたか」。すべての物語の中で最大の物語。すべてを語るには一昼夜要する。すべての韻律は槍の穂先のように鋭い。 「ハルマストのサガ」。いかに裸足の、山羊いの枝拾いがヒョルト人最大の英雄になったか。二人でともに物語を朗唱しなくてはならず、一行ごとに交代をおこなう。 「ナルダの祝福」。もしくは「良き土地の喜び」。美しい、センチメンタルな聖歌が独自に氏族ごとにあり、トゥーラの美と魔術について描写する。すべての聞き手が感動して涙する。聖祝期にはこの話は収穫の儀式の一部である。 「アーナールダ

    十の愛される物語 - illuminate33の日記
  • ヴィングコットの子らの部族 - まりおんのらんだむと〜く+

  • ヘンドレイキの地への旅2 - illuminate33の日記

    セン・センレネンSen Senrenen ヘンドレイキ人の古来の故郷がセン・センレネンです。この地から「自由人」ヘンドリックが出ました。この地は起伏の激しい岩山や峡谷の国であります。住んでいるのは大部分牧人や、彼らの家畜である牛や羊です。セン・センレネンのヘンドレイキ人は獰猛な盗賊や魔術師であり、ヘンドレイキ人の王たちの保護なしに外国人がこの国に入るのはまれであるため、我々はこの地には行きませんでした。しかし、ヘンドレイキ人はこの国について話すのに積極的でした。 ヘンドレイキ人はこの地をオーランスにとって神聖な国としております。彼らはオーランスが若い頃この地をしばしば旅したのだと言っています。この地にはヘンドレイキの王たちの神聖な墓所を含む、無数のヘンドレイキ人の神々や英雄達の聖地があります。それぞれの聖地が年の特定の日に犠牲を捧げ、儀式をおこなう場所になっています。ヘンドレイキ人は家畜や

    ヘンドレイキの地への旅2 - illuminate33の日記
  • ヘンドレイキの地への旅1 - illuminate33の日記

    ヘンドレイキの地への旅 下記はHistory of the Heortling Peoplesの62ページから65ページに載っている記事の翻訳です。翻訳の間違いの責任はzebにあります。 下記の記事は、925年ごろ第二期の神知者(スロントス大公国)のスパイがヘンドレイキの国を訪れたときの貴重な記録です。当時すでにジストル戦争は終結し、神知者の同地での大きな拠点であったロクシルの都は917年、「鋼の陥落の戦いSteelfall Battle」で(古の伝統主義者団とEWFの手で)陥落していました。神知者側の意図としては、この情報の少ない閉鎖的な地域に間諜を送り込み、情報収集することを意図していたようです。 もっとも偉大にして強力なる閣下、大公爵にしてイレリン海の主、光輝の都の君主にして青銅艦隊の提督たるサルノルケル様。 「三王の教団」に所属するジャドノールのヘレメルが、つつましき挨拶とともに、

    ヘンドレイキの地への旅1 - illuminate33の日記
  • Blood Over Gold:アシャーラ教会 - まりおんのらんだむと〜く+

  • コリマーの地図 - まりおんのらんだむと〜く+

  • 文献の詳細 - illuminate33の日記

    The Argrath Book「アーグラスの書」 「アーグラスとは何者だったのか?」の質問に答えることを意図した文献の集成。エネクサンダー図書館にて発見。主に事件が記録されてから時間をおいて書かれた資料から編集されている。このことでそれなりに不正確になる代わり、ある程度客観性をもつ文献となっている。 Composite History of Dragon Pass「ドラゴン・パス合史」 一つにまとまった、損傷のない分析的な語り口で記述されている文献のように見えるが、実のところ複数の著者が同時代に起こったことを記録した記事のツギハギである。内容はドラゴン・パスの民の歴史であり、英雄戦争初期までの記録となっている。 History of the Heortling Peoples「ヒョルトの子らの歴史」 十二巻の書物が二種類の資料から編集された。伝統的な叙事詩や物語の資料からと、ケニングや三

    文献の詳細 - illuminate33の日記
    mallion
    mallion 2009/01/18
    一部は同人設定から来てるものもありますね。Taroskarla とか。
  • グレイドッグ亭の酒 - illuminate33の日記

    Hop Warsの記事を昔のWebのアーカイブから見つけました。(昔のLoren Miller氏のサイトにありました。)元々はTales of the Reaching Moonの2号に掲載された記事だったみたいです。David Hall氏が筆者。 シナリオのアイデアで、ルナーの徴税官がビールに入れるホップに課税した上で、(もちろんトウモロコシから蒸留した)ペローリアのジンの商人からリベートを受け取っているところ、冒険者達がジンのキャラバン隊を襲撃して徴税官の悪をあばく、という話。 下記はTales20号に載っていたサーターの「よきエールの道」、リスメルダー部族の領地にあるグレイドッグ亭のアルコールの値段です。(基的に物々交換のサーターで硬貨を使う変人はよそ者や冒険者です。グレイドック亭はリスメルダーは灰色犬氏族のオーダル財産で、氏族の者は野菜やら肉を納めるとかで飲みいできるようです。

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  • ヒョルト人の階級:小作人その2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●小作人には便利な面もあります。農民が親族関係でかたまっているのに対して、小作人は氏族の都合でばらばらに動かせます。例えば近侍はステッド(住居と農地を含んだ集落)を与えられることがありますが、人は業が忙しくて農作業に割く時間がありません。そういうときにステッドを運営する小作人が配置されます。 ●近侍は族長に協力して氏族の運営に携わる階級です。族長から指名されてつく職業ですが、血族の長なども近侍扱いされます。サプリ「Thunder Rebels」では上級職として紹介されていて、NPCをつくる際の目安として装備品が載っています。その中に彼らのステッドで働く小作人も含まれています。どの近侍にどのくらいの人間がつくのか並べてみます。 follower と servant のちがいがよくわからなかったので、従者と従僕とさせてもらいました。 ■勇士(Chamipion)/ステッドを運営する小作人の

    ヒョルト人の階級:小作人その2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • ヒョルト人の階級:小作人 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●実はまだわからない(笑) ●牛の数がどうとかじゃなくて、要するに長館(Longhouse)で共同生活せずに、小屋で暮らしてるのが小作人らしいですね。長館では財産は共有に近いです。みんなで牛の面倒を見て、みんなで農作業して、という生活です。半人前の若者でも未熟な農民扱いされるんじゃないでしょうか。 ●小屋で暮らしてる連中のうち、癒し手や下級芸人、商人はそういう生き方を自分で選んだ、あるいは神に選ばれたということで理解できます。問題は枝拾いと庭師です(とりあえず乞は除く)。彼らはどうして小屋暮らしをするようになったんでしょう。貧しいから小屋暮らしなのだ、という説明はヒョルト人の場合あてはまらないように思います。長館に暮らしている人間も私財はそれほど持っていないはずです。また氏族の決定として彼らを長館のメンバーに加えることもできるはず。 ●小作人の中でも底辺の職業である枝拾いについてははっき

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  • 【Cottar】 - いつでも人生、明るい方を眺めていこうや

    ドイツ語の【Kötter】。 農圃は完全農民、半農民および四分の一農民に分けられ、当地風の言い方では、完全エルベ、半エルベおよび小屋住みに分けられる 【Cottar】は自由民なんだから「私民」はおかしいかと思ったら、「小屋住み」という用語が西洋史にはあるのか。そうなると住んでるところでも分けられるのかも知れんね。 Your household’s stead is really a small village. It has one large longhouse, ten smaller residences nearby, and another ten farther out. 【one large longhouse】と言ったちゃんとした長館に住んでるのが【Carl】、【ten smaller residences nearby, and another ten farther o

    【Cottar】 - いつでも人生、明るい方を眺めていこうや
  • 身分と職業 - いつでも人生、明るい方を眺めていこうや

    手元の資料の掘り起こしですよ。 貴人【Noble】:支配者/士 部族王・女王&氏族長 大司祭・大女祭 近侍【Thane】:指導者/士 司祭・女祭 法官 守護戦士 戦士団長 近侍衆(職人頭や血族の統領など共同体の代表) スカールド(上級芸人) 戦近侍 自由民【Carl】:糧生産民/農 祭祀 戦士 四つの糧生産者(農夫・農婦&狩人&牧人&漁師) 私民【Cottar】:非糧生産者/工商 癒し手 職人 庭師 商人 芸人 枝拾い 乞 一応、偉い職業順だったはず。鍛冶屋は当然、自分の生産物で直接口を賄えないので私民扱い。

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  • ヒョルト人の階級:農民と小作人 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●よくわからなかった農夫(Carl)と小作農(Cottar)のちがいについて。 ●ヒョルト人は牛に鋤(すき)をつないで耕作します。なので、農業の基も牛のようです。農夫と呼ばれるためには、鋤を引かせる8頭の雄牛とそれにつなぐ鋤を所有していなければなりません。もちろん雄牛だけだとそのうち死んで終わりなので、この状態を維持するためには、雄雌あわせて42頭の牛を所有している必要があるそうです(当然彼らに与える飼料も必要です)。 ●それだけを持っている人間は、秋の収穫の後に開かれる氏族集会(Moot)で自分が耕作する土地を要求することができます。この集会で翌年の耕作地の割当てを決めるようです。ヒョルト人は農地を私有せず氏族で共有します。 ●というのが完全な農夫(Full Carl)で、これは農夫というより豪農ですね。それほどではないがそこそこに財力のある半農夫(Half-Carl)というのもいます

  • ヒョルト人の職業:庭師 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●酒の神ミンリスターの信者が養蜂をするなら、菜園とか花畑が必要じゃないかと思ったらあるんですね。ほとんどのステッド(住居と農地を含む集落)には公共の菜園(Garden)があるそうです。 ●ステッドの菜園はステッドを取り仕切る炉の夫人(Herthmistress)の監督下にありますが、実際に働くのは庭師(Gardener)です。庭師は球根や葉のある野菜、ハーブなどをステッドに供給します。 ●庭師はなぜかヒョルト人社会の中では軽んじられるようです。男女どちらの庭師もおり、男ならデューレヴやオーランスカールの信者、女ならオラーネやオヴェードルヴァ(Overdruva、森の友)の信者です。専業の庭師はめったにおらず、たいていは雑役や肉体労働、台所での労働などの他の仕事も兼ねています。 ●ということは労働として楽なわけでもなさそうです。どうして軽んじられるんでしょうね。小作人の扱いなんかもどうなって

    ヒョルト人の職業:庭師 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし