「サイト名 > archive > 2002年 > 五月の日記」。このようなパン屑ナビゲーションは、一説によるとdiv要素であり、あるいはul、li要素であると言われており、「p要素派」は宗教家扱いされています。しかしながら、整形結果やメディアを意識することなく、制作された文書ありのままをハイパーテキストとしてマークアップするという立場からすれば、そもそも「パン屑ナビゲーション」なる物自体、登場する余地の無いものです。 製作者は、パン屑ナビゲーションで一体何を伝えようとしているのでしょうか。多くの場合、サイト内におけるその文書の位置付けを示そうとしていると考えられます。つまりこうです。 「Home」より、「archive」、「2002年」、とリンクを辿ると、この文書、「五月の日記」に行き着きます。 あるいは: この文書「五月の日記」の目次は「2002年」、その目次は「archive」
HTMLにはemとstrongという要素型があり、それぞれ強調《emphasis》とより強い強調《stronger emphasis》を示すものとされています。これらの要素については、強調の強弱を示すためなら要素を多重に入れ子にすればよい(例えば、<strong><strong>強調</strong></strong> のように)との考えから、強調を表す要素は2つも必要無いという意見があります。 野望の王国の強調に一言物申す < Blog < Black Box XHTML 2.0草案(2003年5月6日版)の9.11. The strong elementには、"Leave in, deprecate or remove? No consensus."という記述がある。尚、2004年7月22日版草案の9.11. The strong elementの項には記載されていない。 しかし、自分
初稿:2003年8月24日~9月11日 平成15年8月24日 読点をまたいでの blockquote というのは、アリなのですかね。頭の中では、<p>hoge、<blockquote>hogehoge</blockquote>hoge。</p>こういう感じなのだけれど、これだと文法違反以前の問題として、頭の中で描いたとおりの意味としては解釈されない。で、あるならば、q タグでもって同一段落内に内包させるのが適切な感じもするけれど。強引に<p>hoge、hoge。</p><blockquote>hogehoge</blockquote><p>hoge。</p>こうすると、丸く収まる。けれど、意味付けのために語群を変えるのは本末転倒というか。 「paragraph=段落」ではないのが問題の出発点。p要素はDTDにある通り、HTMLでは最小の節を担当している。だから、ブロックレベル要素を内包でき
この文書の小見出し一覽 HTML文書を完成させる(1) body要素 ブロック要素とインライン要素 何が違ふのか 實例 (補足)body要素とh?要素 HTML文書を完成させる(1) 本文全體を表すbody要素について解説します。同時に、ブロック要素とインライン要素と云ふ重要な二分法について詳しく論じます。 body要素 前囘までの記事で、HTML文書の本文にあたる部分は完成したと私は述べました。HTMLでは、その「本文」の範圍も要素として明示します。それがbody要素です。先程の「本文」をbody要素としてマークアップしてみませう。煩瑣を避ける爲本文内部の記述を一部省略して示すと、次のやうになります。 body要素の例 <body> <h1>牛丼チェーン食べ比べ</h1> <p>……<a href="http://www.yoshinoyadc.com">…</a>……</p> <h2>
ブロック要素及びインライン要素の知識無しに、HTMLを記述することはできません。 この2者には明確な差異があり、正しく用いないと滅茶苦茶な文法の謎文書になってしまいます。 ブロック要素 構造的な意味を持つ要素。(段落、見出し、リストなど) 行単位で存在する。一つの段落中に、別のブロック要素が出現することは出来ない。 視覚系ブラウザでは、前後に改行が入ることが期待される。 インライン要素 論理的な意味を持つ要素。(強調、省略語、アンカーなど) 文節・語単位で存在する。段落などのブロック要素の中にしか出現できない。 視覚系ブラウザでは、他の要素と区別して表示される事が期待される。 インライン要素には、論理要素によって明示的にマークアップされていない単なるテキストも含まれる。 インライン要素の中に、ブロック要素を直接包括することは許されない。(object要素を除く) インライン要素は、body
HTMLの要素についての覚え書き (2003-02-20)引用と見出し (2002-07-15)定義リストと見出し (2002-07-17)順序型リストと順不同リスト (2003-04-02)参考 ブロックレベルの引用(blockquote要素)の中に見出しが含まれていた場合、その見出しをどのようにマークアップするかについてのメモです。 ここでは、見出しレベルと文書構造の関係について明確に理解していることを前提としていますので、怪しいと思われる方は見出しと階層構造の關係を参照してください。お勧め記事です。 まず、h1要素からh6要素までの「見出し要素」は単なる「見出し」ではなく文書構造における見出しのレベルを同時に表しています。そしてこれが重要なことですが、その「文書構造」は引用元の文書構造ではなく、引用した側の文書の文書構造です。blockquote要素内に登場した見出し要
BLOCKQUOTE の使い方 BLOCKQUOTE は他から貼り付けてきた引用部分を示すものです。たとえばこのように使います。 <P>以下のような意見もあります。</P> <BLOCKQUOTE cite="http://www.ne.jp/asahi/minazuki/bakera/now/minazuki/alt.html"> <P> 結局のところ、ALT には作者が伝えたい内容を書けばいいのだと思 っています。ただ注意しなければならないのは、一口に画像と言っ ても、その使い方は大きく二つに分けられるということです。 </P> </BLOCKQUOTE> cite 属性の値は引用もとの URL となっています。インターネット上のリソースから引用してきたのなら、これを記しておくのが礼儀と言うものです。親切なブラウザなら「出典へジャンプ」というコマンドが有効になるかも知れません。 さて、
注意 2022 年現在、 W3C が策定した HTML 4.01, HTML5 ならびに XHTML 關聯の仕様は全て廃止となりました。 現在仕様として有効なのは、 WHATWG が策定する HTML Living Standard か、 ISO と IEC が策定した ISO/IEC 15445:2000 のみです。 以下の記事は旧 XHTML 2.0 を土台とした議論ですが、「文書構造の明示」を考える一意見とし、ここに掲載しました。 XHTML 2.0 の仕様 XHTML 2.0 の仕様では、セクション明示の手段として section 要素が、見出しの要素として h 要素が、それぞれ提案されていました。 ただし、個人的には、この方法にはいささか不具合を感じます。 その h 要素がどの見出しレベルなのか、その section 要素がどの階層に属するのかを、すぐには理解出来ません。 sec
児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律を ISO-HTML でマークアップする 日本国憲法を ISO-HTML でマークアップするで、色々と試してみたわけですが、つらつら考えてみたら、「第~条」を『見出し』としてマークアップするのは妥当だとしても、「項」、「号」の番号は『見出し』ではなく、補助情報だと考えられます。さらに、法文の前文等はともかく、条文以下については、行変えで項番号を振るのなら、箇条書きであると考えても差し支えないのではないかと思われ、それなら『見出し』は「第~条」までとして、それ以下は『リスト』としてマークアップしたら好いのではないかということで、やってみました。 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律 上記資料は条文のページの児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律を元にマークアップし直しま
ブロックレベル要素 ブロックレベル要素とは昔風の解説で言うなら、改行を伴う要素です。 上記の例では青いボーダーの要素です。 HTML4.01 Strictでは次の要素がこれにあたります。 p div table dl ul ol form address blockquote h1 h2 h3 h4 h5 h6 fieldset hr pre ブロックレベル要素の特徴は、親要素の内容幅全体に広がって配置されます(上記の例では黒い二重のボーダーが親要素のボーダーです)。 つまり、ブロックレベル要素の横に他の要素は(通常フローなら)並べることができません。 このような特徴からボーダーが(見えて)ない時の様子から「改行を伴う」と言われています。 CSS2ではブロックレベル要素は矩形(四角形)で表現されると考えると簡単に理解できるかと思います。 インライン要素 ブロックレベル要素に対し、文中の一部
所有者識別子 (OwnerID) 公開文書の所有者を示します。ISO(国際標準化機構)出版物*はその出版物番号を用います。JISなどの国家規格あるいは工業規格もしくはISO 9070に従って割り当てた所有者(登録所有者)の場合は先頭に+//を、それ以外の未登録所有者は先頭に-//を加えます。W3CはこのHTMLを策定したWorld Wide Web Consortiumを示します(HTML2.0だとIETFになります)。 公開文種別 (Public Text Class) 公開されている文書の内容を示します。この場合はDTDを公開しているわけです。必ず大文字でなければなりません。 公開文記述 (Public Text Description) 公開文書がどんなものであるかを記述します。この場合はHTMLのバージョン4.01のために公開している文書ということになります。 公開文言語 (Pub
p要素の中にobject要素を介してブロック要素を含めることに関する議論 2006年2006年1月28日2006年1月29日2006年1月30日2006年1月31日2006年2月1日2006年2月2日2006年2月3日2006年2月4日2005年2月5日2005年2月6日2006年2月7日2006年2月8日2006年2月13日2006年2月15日2006年2月17日2006年2月18日 以前の議論 参考資料 タイトル長いよ! 以下のようなマークアップ(DTD上ではエラーとはならない)の是非についての議論。 <p>遠足の必需品は、達人、遠足太郎氏によれば、 <object> <blockquote> <p>お弁当、おやつ、遠足のしおり、リュックサック</p> </blockquote> </object> だそうである。</p> 2006年 2006年1月28日 949 マークアップの仕方、
「ホームページ」なるものを作るためにはHTMLを知らなければならないとされます。インターネット接続を果たして、いろいろな「ホームページ」を研究して、さあ自分もページを公開しよう、と思っても、HTMLといわれると躊躇してしまう人も少なくないはず。けれども心配はいりません。本来のHTMLは簡単で、しかもとっても役に立つものなのです。 目次: HTMLとは何か ハイパーテキストの誕生 WWWとハイパーテキスト 文書の構成要素とマークアップ よいHTMLを書こう HTMLを書くための道具 HTMLとは何か HTMLとは、HyperText Markup Languageの頭文字をとったものです。この名前を少し丁寧に解釈すれば、「ハイパーテキストのための、文書に目印を付ける方法を定めた文法上の約束」ということになります。 HyperText: ハイパーテキストとは、「テキストを超えたテキスト」という
ルビの指定方法各種(ニフティ、青空文庫、未來社、JIS規格、W3C勧告)と、それからルビという名称の由来についてちょっとさかのぼってみた。 ■きっかけ はてなブックマーク - ウェブ社会[本当の大変化]はこれから始まる……浅倉卓司さんのコメントがそもそものきっかけだった。((ブックマークされたページの内容はまったく関係していない。)) #新潮社{しんちょうしゃ}ではルビはこうやって#指定{してい}してるのね。それとも一般的? ルビ部分を{ }でくくるのはNiftyのもの書き系フォーラムで定着した作法のような気がするが(これは『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』にも載ってないと思うので記憶による)、ルビ範囲を#で明確にするというのはあまり見たことがないように思うので、新潮社流ではないだろうか。 ちなみに、今のところ、各出版社に渡すデジタル原稿でルビの指定方法を指定された
HTML4の仕様書第9章は「Text」と題され、インライン(テキスト)レベルの構造を記述するための要素タイプが取り上げられています。ここは、仕様書を読んだだけでは具体的な用法が理解しにくかったり、あまり合理的とは思えない記述があったりするので、要注意のセクションです。 1 フレーズをハイライトする 2 HTML2以来のフレーズ系要素タイプ 3 HTML3.2とフレーズ系要素タイプ 4 フレーズ系要素タイプの精緻化と問題 5 テキストの編集 1 フレーズをハイライトする body要素内に記述するHTMLの要素タイプには、文章の骨格を示すブロックレベルの要素と、ブロック内の一部をマーク付けするインラインの要素という2つのグループがあります。インライン要素のうち、仕様書の9.2.1で語句(フレーズ)の役割を示すものとして定義されているのが、EM, STRONG, DFN, CODE, SAMP,
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